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TOPICS 色々なお話   RIR(ロード・アイランド・レッド)についてのちょっと面白い話

ネックのRIR(ロード・アイランド・レッド)

A premium grade of R.I.R. hackle caps and Lunn's Particluar.

もう一つは、イギリス国内で販売されていたRIRというネックだ。

私が試行錯誤のうえ、パターンリストを頼りに初めてLunn’s Particular(ランズ・パティキュラ)を巻いたのは1973年であった。

完成後も、その巻き方が正しいのかどうか不安だったが、1974年、渡英してJohn Veniardに持参したフライを見てもらい、それが正確な巻き方だと判った。

その時持参したフライを巻くのに使用したネックだが、当時イギリスから輸入したもので、イギリス国内では1980年頃まで「RIRネック」として販売されていた。

しかし、勿論そのネックは鶏の改良品種であるRIR(ロード・アイランド・レッド)ではなかった。

つまり、RIR(ロード・アイランド・レッド)ではないネックが「RIRネック」と表示されて売られており、それでLunn’s Particular(ランズ・パティキュラ)を巻いていたわけだ。

--つづく--

©KEN SAWADA
2012-12-06

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