'07 久々でした レインボートラウト 52cm!
座間 仁志 (ざまひとし) 群馬県在住 Hitoshi Zama in Gunma 【Japan】
グレートセッジに襲いかかったナイスサイズのレインボー52cm。貴重な休暇に嬉しい一匹。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
レインボートラウト Rainbow Trout |
体長 Length |
52cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
Great Sedge on TD2 Summer Sproat #6
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ロッド Rod |
KS AR SMOLT |
リール Reel |
KS SU Salmon I Silver |
フライライン Fly Line |
KS AR WF-9-F |
釣った日 Date of Catch |
1007/08/13 5:30 am |
釣った場所 Place of Catch |
水量豊かな本流 |
IMPRESSIONS
シーズン最盛期になったと言うのに今年はなかなか休みが取れず
お盆休みは願っても無い機会なので場所選びを慎重に行い、自分にとって相性の良い本流を目指した。
ここ数年余り良い評判を聞くことが無かった川だが、魚はこの季節に必ずやってくる。そう信じて夜明け前に出発した。
川についてみると、釣り人の姿が何処にも見えない。以前は他の釣り人を避けながら釣りをするのが常だったので、不思議な光景だった。
ところが支度を済ませて河原に降りたとき、その訳が判った。おかしな音がすると思ったら、猛烈なアブの大群に取り囲まれていた。アブを刺激しないよう静かに河原を歩き、朝日の当たっている場所まで来ると、アブはみるみる減っていった。
最初に狙いをつけたポイントは中州によって二つに分かれた流れが合流するプールだった。ぶつかった流れがゆっくり巻いていて、水深が2mくらいか。移動する魚を狙うには絶好のポイントと思えた。
リードフライに6番のグリーンワスプ、ドロッパーに同じく6番のグレートセッジを結ぶと、先ず流れを良く観察し、フライ先行で流せるよう太い流芯に向け、ダウンアンドアクロスで慎重に投げ込んだ。
フライは流れを横切っていたが、流れ方は思ったより複雑らしい。私は更に2mほど下り、フライを水面に叩き付けるように投げ込んだ。上手くいった。奇麗に流れを横切ったフライが流芯を抜けたとき、突然大きな水柱が立ち、数秒後にラインが勢いよく引き出された。
2投目に来てしまったので少し慌てたが、過去の苦い経験を繰り返さないよう必死で堪え、ラインが15m近く出て行ったのを確かめてからロッドを起こした。魚はそれと同時に水面を割って激しくジャンプを繰り返したが、しばらくして大人しくなった。
下流側になだらかな岸が広がっていたので、そこまで移動してから河原に引きずり上げた。ドロッパーのグレートセッジを飲み込んでいたのは52cmの美しいレインボーだった。