'07 今シーズン最初のトロフィー レインボートラウト 69cm!
尾股 隆幸 (おまたたかゆき) 長野県在住 Takayuki Omata in Nagano 【Japan】
フライフィッシング歴13年 / サクラマス歴2年
シーズン1投目に釣れたレインボー。見事な体高、迫力のオスに大満足。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
レインボートラウト Rainbow Trout |
体長 Length |
69cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
Black Fairy on 2 in copper tube with ST1 treble #2
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ロッド Rod |
KS SS 1612 D Millennium Green |
リール Reel |
KS SU SALMON II THE CHERRY SALMON |
フライライン Fly Line |
KS DST-12-S Type II |
釣った日 Date of Catch |
2007年3月末頃 |
釣った場所 Place of Catch |
本流 |
IMPRESSIONS
正に奇跡的な釣果だった。
今シーズンは何としても更に記録を伸ばすつもりでいたが、それには釣行回数を増やすことが先決だ。そのつもりで臨んだ今シーズンだったが、解禁になっても思うように時間が取れず、今年の初釣行は3月最後の日曜日になってしまった。
午前中、川の様子を見るとエサ、ルアー、フライと川中に釣り人が溢れていて、空いているポイントが無い。諦めて夕方近くに再度出掛けると、人のいない見るからに良さそうな流れがあったので、急いで支度をしながらその瀬に向かった。
川は春の渇水だったが、その瀬は絞れていて流れが速く、水深もありそうだった。釣り人は見えないが、これだけのポイントなら朝から大勢の釣り人が攻めていたに違いない。もし魚が残っているとすれば、最も釣りづらい場所だろうと思ったが、その流れが一番絞れた場所はフライもルアーもうまく沈めて流すのがかなり難しそうに見えた。
私はDSTのタイプ2ラインを選び、2インチのカッパーチューブに巻いたブラックフェアリーを結んだ。大物に備え、フックはST1の#2をセットした。
ブラックフェアリーはこれまで多くの実績をあげたパターンなので、魚さえ居れば直ぐにやって来る筈だ。私はフライを目指すポイントにうまく泳がすため、1投目を上流に投げ、頃合いを見計らって縦のターンをさせた。
上手くいった、と思った瞬間、強烈な当たりと同時にラインが引き出された。
魚は今まで経験したことのない力とスピードでジャンプしながら下流へ走った。目の前の瀬を下った魚は次の瀬の頭でやっと止まった。
しかしジャンプを繰り返しながら暴れるため、本当に肝を冷やした。暫くして足場の良い所へ誘導でき、ランディングに成功した。
凄まじい力に相応しい見事な体型、今シーズンの1投目に記録更新ができるなんて、何とラッキーかとうきうきしながらメジャーをあてた。ところが何回計っても69cm。
ウーン悔しい。1 cm足りない。