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'08  今シーズンも狙った通り サクラマス 59cm!
冨士山 正樹 (ふじやままさき) 栃木県在住  Masaki Fujiyama in Tochigi 【Japan】
フライフィッシング歴19年 / サクラマス歴4年
Masaki Fujiyama Cherry Salmon
狙い通り、瀬尻で来た。コンディションの良い美しいサクラマス。
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species サクラマス Cherry Salmon
体長 Length 59cm
体重 Weight 計測せず
フライ Fly & Hook Size Aquamarin Green on Waddington Shank 35mm
ロッド Rod KS SS 1712D Limited HARD ACTION
リール Reel KS SU Salmon II THE CHERRY SALMON
釣った日 Date of Catch 2008/04/30
釣った場所 Place of Catch 三面川
IMPRESSIONS

今年は年明けから忙しく、

今回の釣行は2日と数時間。限られた時間に、とにかく釣りに集中することだけを考えていた。

1ヶ月半振りに訪れた川は、期待していた流れと違って、雪代がおさまり、おとなしい川になっている。心配しながら水温を測る。朝は7度、日中は9度まで上がった。川はベストの状況だ。

初日は各プールを探ったが、何もなかった。2日目は朝に大型のフライに重いライン、日中はフライを小さく、ラインも軽くして探る。が、釣れたのは外道のヤマメであった。

最終日の朝一番。一番のポイントと思しきプールの核心部でハヤが釣れてしまった・・。

限られた時間の中で自問自答を繰り返す。核心部でハヤが釣れた・・。もし、ヤマメ釣りのセオリーが通用するなら、川の中は初夏?・・・。最盛期のヤマメなら水通しの良い瀬尻に定位しているはずだ。

この答えに行き着くと、自然とポイントを移動することができた。

釣り始めると、ラインテンションが良い。どこで来てもおかしくない。そう思いながら瀬尻まで釣り下った時である。リトリーブを開始して3回。軽くコンと当たった。間違いない。

一瞬、間を置き、フラットビームが勢いよく引き出され、リールが鳴り出した。魚がしばらく走って止まったところで、ロッドを絞り、フッキング。あとはゆっくり上ってくる相手に合わせるだけだ。

3回ほど走ったところで魚は浮いてきた。フックが下顎を捉えているのを確認し、少々強引にネットに収めた。

「綺麗だね。」そう呼びかけたくなる美しさが、そこにはあった。

なかなか出会えない相手だが、また来期も・・・。

写真を撮って頂いた地元のフライマンの方、電話で祝福してくれた皆さん。有り難うございました。