'09 3本目はグッドファイター Atlantic Salmon 97cm, 8.5kg!
杉山 彰英 (すぎやまあきひで) 神奈川県在住 Akihide Sugiyama in Kanagawa 【Japan】
フライフィッシング歴14年 / サーモンフィッシング歴2年
フッキング、ファイティング、ランディングはもちろん、魚の運搬まで、1人でこなす。何とも心地よい重労働。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
Atlantic Salmon Salmo Salar |
体長 Length |
97cm |
体重 Weight |
8.5kg |
フライ Fly & Hook Size |
Green Highlander Long Tail on Plastic Tube 1 inch. with ST4 #6
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ロッド Rod |
KS SW 1712H Ultimate Hard Action |
リール Reel |
KS SU Salmon II Silver |
フライライン Fly Line |
DST-12-I |
釣った日 Date of Catch |
2009/07/09 16:30 |
釣った場所 Place of Catch |
New Pool in the RIver Gaula |
IMPRESSIONS
ニュープールで釣り続け、3本目。ホテルに戻ってご機嫌の記念撮影。
この水位だと今日のローテーションプールはどこも良すぎて寝る時間がないと、ガイドが困っている。釣り人にとっては嬉しい悲鳴だ。
午前のロングプールは残念ながら一瞬のあたりが一回あっただけであった。次のニュープールに期待する。
Low waterの時とは一転して、ニュープールは素晴らしい流れになっていた。Low waterではほとんど釣る場所がなかったプールが延々と良い流れが続くプールに変わっていた。その流れを丁寧にフライを流す。しかし、反応はない。
夕方、ガイドがパートナーとホームプール対岸に行くといったが、私にとっては何となくニュープールの方が良さそうで、残ることにした。
フライをグリーンハイランダーロングテールに変更し、ちょうど良いポイントに差し掛かった時であった。サーモンが私のフライをとらえた。
今度の魚はトルク、スピード、走る距離も文句なしの素晴らしいファイターで、SW1712Hのグリップのコルクがギシギシいっている。15分ほどで魚が近寄ってきたが、沢田さんのビデオで見たように、魚が近寄ってきてもこれからファイトが始まったんだぞと自分に思い聞かせた。
スモークハウスの看板前にて。
案の定、魚は余力たっぷりで何度もラインを引き出した。
何とか魚を弱らせ、岸にずりあげた。急いで駆け付け、テールを掴んでサーモンを押し上げた。
かっこいい魚であった。対岸のルアーマンがガッツポーズで祝福してくれ、私もガッツポーズでそれに応えた。
魚はキープするつもりであったが、今度は完全に自分一人で、親切なおじさんもいなかった。しかも、魚を運ぶための紐もどこかで落としてきたらしい。しょうがなく血抜きをした後に、鰓に手を入れて運んだが車まではひと苦労であった。サーモンは釣る時も釣った後も重労働であることが今回の釣行でわかった。
クラブハウスで計測してみると97cm,8.5kg。
ホテルに戻り、ガイドに写真を撮ってもらう。他のガイド達も祝福してくれ、Small Japanese big fishermanという異名までいただいた。
最終日にグリルスを一匹追加。1週間で4本のトップロッドとなった。
この後は土曜日にグリルスを一匹追加し、今回の釣行は終わった。
今回は状況に恵まれ、4本の魚をキャッチできた。1週間で4本はこの週ではトップタイであった。サーモンフィッシング2年生としては十分すぎる結果を出すことができた。
しかしながら、人間の欲望は深く、あそこをああすれば良かったなどと来年への課題が次々とでてきた。日本に帰ってきた瞬間にすでに来年のサーモンフィッシングは始まった。
釣った日の天候 Weather of the day: 晴れ Sunny
水温・水温の変化など Water Temperature: 14℃
水量・水量の変化など The Volume of Water: Medium low water