'10 早春の目覚め サクラマス 60cm!
福田 龍也 (ふくだだつや) 栃木県在住 Tatsuya Fukuda in Tochigi 【Japan】
フライフィッシング歴28年 / サクラマス歴10年
昨シーズンから、釣り方を基本から改めた。今年の早春、早々と釣果を得て、まずは納得。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
60cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
オリジナル・チューブフライ
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ロッド Rod |
KS SS 1712D 青文字 |
リール Reel |
KS SU Salmon II Silver |
釣った日 Date of Catch |
2010/02/21 |
釣った場所 Place of Catch |
東北の川 |
IMPRESSIONS
ボディー:パールマイラー
リブ:シルバーテインセル
ウイング:ポラベアー、メタフラッシュ(パール)、イエローバックテイル、レッドバックテイル、ゴールデンフェザントダイドレッド2枚
アイ:ジャングルコック
スレッド:ボディー白、ヘッド赤に変える
川の流れの読み方、ポイントや遡上の時期等、おおよそわかるようになって来ていたが、昨年は、釣行日が釣れるような状態でなく、無念ながらゼロと言う結果に終わっていた。
今年はそんな事がないようにと、昨早春から作戦を変更していて、釣り方や流し方なども前回と比べて大きく変更し、作戦を立て直した。
それでも、タックルは10年間同じで、やはり私には1712Dは一番合っているような気がしてならない。昨年は1612を年間通して使っていたが、ラインコントロール、操作性はやはり1712のほうが数段上のようだと、感じる。
あとはフライの流し方を流れに合わせる・・そんな事で3日間、シーズン初期の川に挑んでみると、最後の日、ドラマはやって来た。
もちろん、それまでは当たりなども皆無な状態であったが、天候も良く今日は行けると、第六感が働いて、釣れるような気がしていた。
突然ゴンと当たった時、合わせを少し遅らせて、完全にV字に掛かっていた。フリーフックも手伝ってか安心していた。もう大丈夫だ。何回か持って行ったが、いやして岸に引きずり上げた。安堵。
サクラマスはたいして引かないと、今では感じる。昨年釣った96cmの10キロ以上の草魚をはじめ、レンギョなどと比べると引きは弱い。しかし、魚を見るとハッとする。何と美しい魚なんだと。この世にこんな美しい魚がいる。しかも私のロッドに掛かっている。
何とも言えない瞬間だ。残念ながら写真はカメラを車の中に置いていたので、生きてはいたが、やや鱗も剥がれ、汚い写真となってしまったのが残念だ。
外道の写真をいくつかご覧に入れます。結構引きますよ。フラットビームは100m以上出されてしまったし、引きずり上げるのも、浅瀬では体高がつかえて引きずれないし、重い。30分は優に掛かってしまった。
もう一枚は40cmはある戻りの写真です。
今回、釣れたのは釣行前に沢田先生のパワーウエット旧版を読み返していたせいもあると思う。疑問もあるけれど、私なりに解釈して、私なりに流し方を工夫した。
1712だが、私は3本持っている。世代によって多少のフィーリングが異なると思っている。私にとっては新しいモデルを持つたびに、より良くなっていると、密かに確信している。
天候:晴れ、やや風あり
気温:日中は2℃