'10 増水前の僅かなチャンス レインボートラウト 54cm!
川合 洋志 (かわいひろし) 東京都在住 Hiroshi Kawai in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴29年 / サクラ元年 になる予定
微妙なタイミングにやってきたレインボー。サイズよりも何とも気持ちの高揚する1匹であった。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
レインボートラウト Rainbow Trout |
体長 Length |
54cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
オリジナルフライonダブル・ウォディントン・シャンク 35mm with XD1 Tube Fly Double #4
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ロッド Rod |
KS SS 1712D Limited HARD ACTION |
リール Reel |
KS SU Salmon II Silver |
釣った日 Date of Catch |
2010/03/16 |
釣った場所 Place of Catch |
本流 |
IMPRESSIONS
僅かな減水と増水を繰り返していた。
釣行当日の天気予報は大方曇り。しかし朝方少しばかり雨が降るという予報であった。
川の状態はやや期待の持てる状態に推移しており、後は雨次第。どうなることか。運を天に任せ車を川へと走らせた。
現地について空を見上げると、なんと星がキラキラと輝いている。
「期待できるかもしれない!」
不安でもやもやとした気持ちが一気に晴れやかになったのも束の間、支度を済ませ、川原に向かう頃にはポツリポツリと来てしまった。
目の前に現れた川には川原は無く、茶色く濁った水が重々しく流れていた。
私はアイを上向き、ダブルフックも上を向くようにセットしたウォディントンフライを軽めのラインに結んだ-4Xのリーダーの先にセットして、やや上流に向けて投げ込んだ。
川は平水時とは全く違う流れ方をしており、一見まっ平らに見えたが、注意深く観察するとしっかりと変化が見て取れた。
雨脚が強まる中、焦る気持ちを抑えるのに苦労していると、突然ラインが引っ張られ、ロッドを立てると期待していた生命感が手元に伝わった。
僅かなチャンスタイムに来た魚だ。普段以上に丁寧に全てをこなし、無事、獲物は手中に収まった。
既に雨は本降り、暴風が吹き荒れ、川は更に濁りと水量を増しつつあった。
この微妙なタイミング。サイズではなく、何か分からないが、非常に気持ちが高揚させられた魚。雨と風の中、僅かな至福の時であった。
釣った日の天候 Weather of the day:曇り時々雨
水温・水温の変化など Water Temperature:7.5℃
水量・水量の変化など The Volume of Water:High Water