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'10  つかの間の幸福? ブラウントラウト 57cm and 52cm!
川合 洋志 (かわいひろし) 東京都在住  Hiroshi Kawai in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴29年 / サクラ元年 になる予定
Hiroshi Kawai Brown Trout
この日は狙い通り、良型のブラウンをゲット。しばし幸福に浸ったが、その後・・・。
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species ブラウントラウト Brown Trout
体長 Length 57cm and 52cm
体重 Weight 計測せず
フライ Fly & Hook Size オリジナルロングテイル on 1-2/1in Hybrid Tube with ST1 Treble Perfect Black Nickel #4
ロッド Rod KS SS 1712D Limited HARD ACTION
リール Reel SU SALMON II silver
釣った日 Date of Catch 2010/04
釣った場所 Place of Catch 本流
IMPRESSIONS

二日目の朝、

そして全長11cm程のチューブフライをリーダーにセットし、前日より流れの速い部分に重点を置き、流し始めた。

暫くすると良い型の魚がフライを捕らえた。

今年まだ、小型にしか出会っていないブラウントラウトであった。

メスだったが、銀色の太い魚体は納得のいく魚だった。

強い日差しが水面を照らし始める頃、そろそろフライのサイズを落とすべきか・・と考えていると、二匹目のブラウンがやってきた。

待ち望んでいた雄のブラウン!

サイズも一匹目を上回っている。

しゃくれた顎と輝く魚体を眺めていた時間は幸せであった。

この日の午後はポカポカ陽気。しかし、雪代は出ず、水色は良い感じになっていた。

陽の光が黄金色に変わる頃、私は流心脇の深みにお気に入りのフライを沈めていた。

その時、起きた出来事は、なんと言おうか・・。貴重な体験であったが、思い出したくない。そんな感じさえする出来事だった。

生涯最強の相手に遭遇し、獲り逃がしたのだ。

その日釣り上げた魚は霞んでしまい、幸福はふっ飛んだ。

それからプロショップサワダの営業日をそわそわしながら待ち、沢田さんから真の大物との駆け引きを教わった。

今、すっかり目が覚めたような・・。いや、今までは眠っていたのではなかろうか・・。そういう感じがしている。

つづく

釣った日の天候 Weather of the day:曇りのち晴れ
水温・水温の変化など Water Temperature:11℃
水量・水量の変化など The Volume of Water:High Water