MY TROPHY | MY RECORD | |
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魚種 Species | サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length | 59cm |
体重 Weight | 計測せず |
フライ Fly & Hook Size | グリーンイーグル&イエローバスタードシープヘアー(イメージはアクアマリンのつもり)1.5インチハイブリッドチューブにST1 #6をセット |
ロッド Rod | KS SS 1712D |
リール Reel | KS SU Salmon II The Cherry Salmon |
釣った日 Date of Catch | 2005/04/03 |
釣った場所 Place of Catch | in the River MO KAMUI |
その朝、いつものように大河をめざした。川が近くなるにつれて雲行きが怪しくなり、そして降り出した。川に到着しポイントを見て回ると、見慣れた車が止まっている。「おっ、今日も来てるな」 すでに大河に挑んでいるのは、我がリリカルアングラーズきっての凄腕フライマン猫田氏である。
土手を駆け下り、状況を聞いてみたが、水位も前日より増えているとの事だった。しかし、濁りは気になるほどでもないようだし、とりあえず猫田氏と別れ、別のポイントに向かった。数ヶ所を回ったが、いつものごとく何事もなく終え、対岸には猫田氏の姿が見えた。
その後どうだったか聞こうと思い電話を入れた。「どうですか?」、「今釣ったぞー!」
車をとばした。そこには興奮ぎみの猫田氏と豊満なフレッシュランが横たわっていた。実績のあるポイントは数々あるが、いつでも良い訳ではない、水量や水温によってサーモンの居場所が変わる事を改めて教えられた。的確な状況判断、変わりゆくポイントの読み、「やっぱりこの人はすごい・・・。」
ピカピカのフレッシュを見て元気が出た。そして猫田氏が一言、「この水量だとあのポイントがいいかも・・・」別れを告げ、急いでその場所へ行った。
「なんと怪しげな流れだろう」、そう思った。リーダーとフックを点検し、不安は無い。しかし、雨風が強くなってきた。「流れが手前岸際にぶつかる所だ。ショートキャストで丁寧に釣ろう。」それだけに集中した。
そのポイントもあと数投でバックが取れない所まで来た。足元はすり鉢で立ち込むことは出来ない、「ここもダメか〜」と思った時、一年ぶりのあの感触が伝わってきた。手前岸際にロッド倒した時、リールが高鳴った。
一気に緊張が走る「落ち着け、大事に捕ろう。」水面に出た。間違いない「銀ピカ」だ。ネットを出した。一瞬不安がよぎる。「今まで掛けてバラしたのはランディング時だよな」「今回はネットも大きい、静かに捕ろう。」
「やった。」
急いで車に戻り記念撮影に入ったら数枚撮ったところで、無念の充電切れ・・・。帰り際、メンバーの中島氏と会い、その後中島氏も釣った事を聞いた。