'10 今シーズンのお別れに ヤマメ 32cm!
菅野 施公詞 (すがのせいじ) 神奈川県在住 Seiji Sugano in Kanagawa 【Japan】
フライフィッシング歴20年 / 大物歴:今年から
目標の40cmは次期シーズンへの持ち越しとなりましたが、精悍な雄ヤマメでしめくくりです。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
ヤマメ Yamame Trout |
体長 Length |
32cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
ドロッパー:6番マドラー
リードフライ:6番ダンケルド
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ロッド Rod |
KS SF DUNKELD |
リール Reel |
KS SU 67 Silver |
釣った日 Date of Catch |
2010/09/11 |
釣った場所 Place of Catch |
本流 |
IMPRESSIONS
たまに来て良いヤマメを釣るのは難しい川と言われておりますが、僅かな情報と信じた道具さえ有れば何とか成る。後はどれだけウェットを魅力てきに見せられるか・・腕次第です。
モーニング・・。この川でご挨拶してくれたのは愛くるしいヤマメでした。日が高く登り、しばし休憩。ポイントを移動しながら川を覗きますが、やはり皆考えることは一緒です。どこも人が一杯います。
ならば一番良い場所でイブをしよう。そうすれば悔いなくこの川今年最後の別れが告げられると思い、イブニングへと・・。餌釣り師だけでも5~6人居ます。今、出来る限りの事は、川を良く観察し、フライをどのように流し、どのぐらい沈めるかをイメージする事です。
夕方になると、川には僕一人。あんなに居た釣り人は居なくなりました。やっと僕の番がきました。
小さなライズがチラホラ有ります。10番のシルバーサルタンで様子を伺うと、どうやら外道の魚のようです。フライサイズを上げ、外道を交わします。
そしてもう少し流れの強い所にフライを流すと、本命ですが、小さなサイズがポツポツと来ます。やはりダメかな・・1流し・2流し、辺りはしだいに薄暗くなってきました。
何が違うのか。フライサイズか・・。流し方か・・。いや間違った事は一つもしてない。諦めてはダメだ。よし、何時ものように大きなフライに戻そう。これならば悔いが残ることもあるまい。
そう思いつつ、上流に向かうと、顔に何かが当たってきます。それは上流に行けば行くほど凄い数です。やった。そうです。セッジが出ています。
選んだフライはマドラーにダンケルド。行ける。流れの弛みにキャスト、着水と同時に来ました。しかし、フッキングが甘くバレてしまいました。
落ち着け、まだ行ける。今度は、ポジションを変えてキャスト。とうとう水しぶきが上がりました。デカイ。慎重にやり取りをします。ヤマメの引きにダンケルドが綺麗なベンディングカーブを描いています。
魚が弱りかけた頃合にランディング。幅広の雄ヤマメ。そして厳つい顔立ち。暫し見とれていましたが、ふと我に返ってすぐさまキャスト。
しかし、このサイズを上回るサイズは出ず、何時しか水辺は何も無かったかの様に静まり返ってました。
終わった。先程釣上げた魚を撮影してリリース。魚を見送りながら深々一礼をして、川を後にしました。
気が付けばこのダンケルドを手にしてから、大物との出会いが増えた気がいたします。気のせいかな・・・それとも竿が持つ魔力かな(^^)。
釣った日の天候 Weather of the day:晴れ
水量・水量の変化など The Volume of Water:渇水。澄んでました。