'02 ベストシーズンの九頭竜で サクラマス 64cm!
福田 龍也 (ふくだたつや) 栃木県在住 Tatsuya Fukuda in Tochigi 【Japan】
フライフィッシング歴20年 / サクラマス歴2年
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
64cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
Aquamarine Green on the Waddington Shank 35mm with ST1 Treble Perfect #6
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ロッド Rod |
KS SS 1712D |
リール Reel |
KS SU SALMON II The Cherry Salmon |
釣った日 Date of Catch |
2002/04/13 |
釣った場所 Place of Catch |
九頭竜川 |
IMPRESSIONS
昨年、サクラマス釣りを始めて、山形県や秋田県、福井県の河川に数回釣行を重ねた。しかし釣れたのはニゴイとウグイとボラだけ。もう何百回何千回キャストしただろう。フライが流れに乗って流れ切り、ラインを手繰ってまたキャスト。本当にフライで釣れるのだろうか。今ごろ湖や中小河川に行っていればトラウト類が釣れているはずなのに。しかし絶対に釣るんだと思い他の釣りを捨ててに挑戦した。利根川で開催されたサワダさんのオーナーズミーティング、第1回パワーウェットフライフィッシングスクールにも参加して、忘れないうちに要点をウエットフライ探究の本の裏表紙に書き込んで何回も読み返したりした。
念願のサクラマス
今年3回目の釣行。高速道路を走っている時、雨が降っていたので水量が心配だった。2回目の釣行では大雨の為、水が茶色く濁ってしまい、しかもものすごい水量でロッドを出せずに悔しい思いをした。川に着いて見るとそれほどの大雨でなく、小雨ほどの天気で水色も少し濁っていたが透明に近く、水量も程よい様相だった。
フライをセットして釣り始め、約5時間キャストし続けたが何も無く、1日目は終わった。
2日目の朝、目を付けていたポイントに午前6時に行って見ると6~7人の釣り人がキャストしている。あきらめて下流のポイントに移動したが、そのポイントも数人のフライマンが立ち込んでいて入れそうに無かった。さすがはベストシーズンの土曜日だ。ポイントと言うポイントにはかなりの人が入っていた。
釣り人生最高の日!
ポイントを探してさらに下流に移動した。幸いそこには誰もいなかったので12時ごろから釣りを開始した。同じ所を3回流し終わった時のことだった。流芯の向こうで何か白くゴボッとライズしたように思えた。さらに1時間が経って午後4時ごろ、流芯の向こう側で何か魚らしきものが白くゴボッとなったように見えた。
ほんの一瞬の事だったが、私はその盛り上がった地点より上流に回り込んでグリーンのアクアマリンを流芯の向こう側にキャストした。フライがゆっくりと流芯の真中を流れて来た時、ガツンと何かが掛かった。魚だとわかった時には既に下流に向かって走っていた。私はチェリーサーモンからフラットビームを魚の引きに任せて出してやった。下の瀬の手前で魚は止まったので、少しずつラインを巻き取り、魚との距離を縮めた。何回かローリングして抵抗したのでロッドを倒して対応した。そのうちだんだん魚が弱って来たので、ころ合いを見て岸に魚の頭を導いた。ネットは使用しなかった。
やった~初めてのサクラマス!
本当にフライで釣れるんだと実感。フライをやっていて良かったと思える釣り人生最高の日でした。(サワダさんのスクールで学んだことが結実して釣れたんだと思います。)