'02 Black Coachmanで Brown Trout over 50cm!
関 純 (せきじゅん) カナダ・アルバータ州カルガリー在住 Jun Seki in Calgary, Alberta 【Canada】
フライフィッシング歴1年
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
Brown Trout Brown Trout |
体長 Length |
over 50cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
Lead Fly: Black Coachman #8 TD4 Old Limerick
Dropper: Royal Coachman #8 TD5 Bartleet Sedge
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ロッド Rod |
KS SD ABERDEEN |
リール Reel |
KS SU 78 Silver |
フライライン Fly Line |
SD DT-7-IF |
釣った日 Date of Catch |
September 15, 2002 |
釣った場所 Place of Catch |
Policeman`s Flats, Calgary, Bow River |
IMPRESSIONS
Bow River
TVのニュースが夏の終わりを Official に伝えた日曜日、天気に恵まれたので朝から新しく挑戦する SS 1410D でのキャスティングの練習にBow Riverへ向かう。早く着いたのに、駐車場にはいつもの倍の車とボートが並んでいる。
下流側の浅瀬で流芯に向かってキャスティングしていると、ボートから「Like A Cannon!!」というような人なつっこいカナダ人の冷やかしが飛んでくる。正直言ってロッキーの東側を内陸に流れるBow Riverには溯上魚は居らず、トラウトが主なターゲットなので、Salmon Rodを振っている人などいない。
それでも、途中からリーダーに#6の Alexandraを結ぶと小さなブラウンが相手をしてくれた。
アバディーンに持ち替えて
午後になると最後の夏の余韻を惜しむように、どんどん人が増えてくる。車に戻りアバディーンとアイスフローティングラインを巻いたReelに持ち替えて上流側のいつものプールへ。
Royal Coachman & Black Coachman
大きな樹の陰になっているところで小さくライズしている魚を見つけて上流に廻り込み、ロイヤルコーチマンのドロッパーとゴールドアレキサンドラのリードフライで挑戦。
1回、2回、、、5回流しても無視される、流し方が悪かったのか?
フライボックスを開けてみると目に飛び込んできたのは黒いウイング。まだ夏だったと思いながら、リードフライをブラックコーチマンに結び換えて再挑戦。
2投目、フライが水面に入っていった直後に「グーン」という重たい引きでラインが持って行かれ、フッキング完了。
想像していた以上にファイトしてくる。サイズも十分。慎重に取り込みながらも近くを通過するボートのFishermanからの「Nice Fish!! Rainbow?Brown?Dry Fly?」には「Brown!Wet Flies」と答えながら無事にLanding。輝く素敵な姿を記念撮影し、Release。
Bow RiverはBanffから流れている川。映画で言えばマリリン・モンローの「帰らざる河」の舞台です。
フライフィシングを始めて一年。カナダの恵まれた環境と、帰国の度に聴かせていただいた奥の深いウエットフライフィシングのお話と、少しの幸運で、マイルストーンとして決めていた50cmの綺麗な魚にめぐり合うことができました。