'02 Hoskins #10 に来た冬のトロフィー Brown Trout over 50cm!
関 純 (せきじゅん) カナダ・アルバータ州カルガリー在住 Jun Seki in Calgary, Alberta 【Canada】
フライフィッシング歴1年
冬なのに水面を飛び回る小さな虫にヒントを得て使ったフライは「10番のホスキンス」。力強いネイティブのブラウンはSS1410Dでも、ファイトを十分に楽しませてくれました。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
Brown Trout Brown Trout |
体長 Length |
over 50cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
HOSKINS on TD3 Classic Sproat #10
|
ロッド Rod |
KS SS 1410D |
リール Reel |
KS SU SALMON I Silver |
フライライン Fly Line |
DST-10-FI |
釣った日 Date of Catch |
November 16, 2002 |
釣った場所 Place of Catch |
Policeman`s Flats, Calgary, Bow River |
IMPRESSIONS
カルガリはカナディアンロッキーの麓の山岳地帯、冬の天気はめまぐるしく変って行く。天気予報はほとんどあてにならないが、この週末の予報「Chinook」。Chinookがくれば、気温は必ずプラスになる・・・。氷点下が続き雪が降った先週末は何処にも出かけずにいたので、朝からBow Riverへ向かう。
Policeman's Flatの駐車場にも2台しか車が停まっていない。車のデジタル温度計は0度だったので、未だ早いかと思いながらも川に出ると、考えていたより透明度が高い。ライズもない。少しでも暖かくなって雪解けの多少の濁りを期待していたが・・・。
Hoskins tied on TD3 #10
タックルをセットして#6のプロフェッサーを結んでで釣り下がって行く。数回流してなんとなくピンと来ないな、などと考えながら水面を見つめていると、冬のさなかに小さな虫が飛び回っている・・・。これを水面下でFeedしているヤツがいるかも知れないと考えて、フライボックスから#10のホスキンスを選んで結び直す。
まるで禁漁区を釣っているような・・
結び直して3投目、フライが下流側のかけあがりになっているとおぼしき所で小さなターンをし終わったときに手応え。小さなフックだ。フッキングが心配だったのでReelの逆転に任せる。ころあいを見てそっとReelを押さえて、Rodも上にあげずに上流側に倒して様子を見る。何度か味わったフライを引き出してしまうあの嫌な感じがない。
遠くで水面を割って飛び出す魚。Reelを巻く。十分なPowerの持ち主だ。
このRodでなかったらもっと大変だったろうなどと考えながら、岸に上がって雪の中にLanding。十分な大きさ、MaleのBrownか。キャスティング練習の時に相手をしてくれる小さなBrownの倍の大きさだ。タックルとともに記念撮影してRelease。
雪が残っているなか、誰もいないゆったりとした流れのプールで、皆が届かないようなポイントをダブルハンドのシューティングで釣りをしていると、禁断の禁漁区・時期に釣りをしているような変な感覚に襲われる。
車に戻る途中で他のアングラーに会って挨拶を交わしたときに、ホッとする感覚がなんとも面白い。
午後はアバディーンとグリーズトフローティングラインのタックルでトライし、「Gordon」のDropperに45cmのRainbowが飛びついて来ました。