'03 クライマックスはシーズン6匹目 サクラマス 56, 60, 65, 57, 70cm!
吉田 弘 (よしだひろし) 神奈川県在住 Hiroshi Yoshida in Kanagawa 【Japan】
フライフィッシング歴18年 / サクラマス歴6KS SS 1410D年
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
56, 60, 65, 57, 70cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
Aquamarine Green on Plastic Tube 1.5"
Night Shade on Aluminum Tube 2"
Night Shade on Plastic Tube 2"
Black Fairy on Plastic Tube 1.5"
Black Ranger on Plastic Tube 1.5"
|
ロッド Rod |
KS SS 1410D |
リール Reel |
KS SU Salmon I Silver |
釣った日 Date of Catch |
2003/05/14, 15, 23 |
釣った場所 Place of Catch |
北の美しい川にて |
IMPRESSIONS
サクラ鱒のパワーウェットフィッシング6年目。今年は特に気合の入った年。シーズン初期の釣りにも時間を費やし、やっとの思いで1匹釣り上げることができたものの、やればやるほどむずかしく思えてくる。今年は各地で順調に釣れている情報が伝わってくる。5月、いよいよシーズン本番。川に入ればいつ釣れてもおかしくない、そんな気持ちになってくる季節。
5月14、15日の釣り--
1日目 朝1番右岸から、狙いは流心から対岸よりの小さな深み。上流にある石を横切りラインを送り込みそのスポットへフライを流すと思った通りに魚信が伝わる。流れの速さにまかせフッキング。AM7:40 プラスチックチューブ1.5インチに巻いたグリーンアクアマリンをくわえた56cm。
2日目
陽も高く昇りすがすがしい陽気。長い早瀬を左岸から釣る。狙いは約30ヤード先。水面に石がごごごろ点在するのが見える。フライは流れを横切りターンを繰り返す。だんだんと釣り下り、瀬尻にさしかかったポイントでのヒット。PM12:00アルミチューブ2.0インチに巻いたナイトシェイドをくわえた60cm。
5月23日<夢のような1日>
<第1幕>-朝の釣り-
この日ここにはまだ釣り人が入ってない様子。狙うポイントは流芯の手前15ヤードほどの近距離。バックがない。このような場所では特にSS1410Dが活躍する。フラットビームに結んだ短めのタイプII。シングルスペイキャストで流れを横切り、できるだけゆっくりソフトにフライを寄せてくる。”ゆるやかな流れでのフッキング”横のターンの延長でしっかり合わせをくれる。AM7:30プラスチックチューブ2.0インチのナイトシェイドをくわえた65cm。
ナイトシェード。サクラマスの歯でほどけたボディ。
<第2幕>-次の流れで-
その瀬頭から狙うポイントは約35ヤード先。減水ぎみのわりには流れが早く、水面下には石が点在しいくつもの流れの筋を作り出している。フライをあまり横引きさせたくないので、できるだけダウンに攻める。各所を狙って釣り下り、瀬尻対岸寄りでヒットした。AM8:30プラスチックチューブ1.5インチのブラックフェアリー・スクィッドッパターンに来た57cm。
<第3幕>-クライマックス-
そこは実績ポイント。しばらく粘っていたルアーマンと交代しその流れに立った。瀬が長く続く大場所。今シーズンお気に入りのSS1410Dでロングキャストを試みる。35ヤード、いや、40ヤード!気分良く釣り下る。時折吹く風で流れに対しラインがクロスぎみに入ってしまう。タイミングをはかって慎重にキャストを繰り返す。
「良し、本命ポイント」と気合が入る。フラットビームがまっすぐ伸びフライが思うポイントへ送り込まれる。心ときめく瞬間。流れの勢いにまかせフライを自然に泳がせる。すると 「グーー」という重たいあたりが手に伝わる。SS1410Dが大きな弧を描きしっかりとその魚を捕らえた。
今までにみたことのない丸々と太ったその美しい魚体にしばし見入ってしまった。
サクラ鱒 70cm。フライ:ブラックレンジャー、プラスチックチューブ1.5インチ。
夢のサクラマス --70cm。
ブラックレインジャーで。
PM4:00閉幕。
北の美しい川にて