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'04  祝!解禁、祝!DIAVOLO レインボートラウト 49cm!
木下 正俊 (きのしたまさとし) 東京都在住  Masatoshi Kinoshita in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴7年 / サクラマス歴7年
Masatoshi Kinoshita Rainbow Trout
解禁日に釣れたレインボー49cm。
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species レインボートラウト Rainbow Trout
体長 Length 49cm
体重 Weight 計測せず
フライ Fly & Hook Size MK Streamer on SL3 Long Dee
ロッド Rod KS SF DIAVOLO
リール Reel KS SU 78 Limited BURGUNDY
釣った日 Date of Catch 2004/02/16
釣った場所 Place of Catch 本流
IMPRESSIONS

解禁日

年度末の仕事の忙しさの中、ようやく休みが取れ、九頭龍に行きたい気持ちがはやる中、日帰りでは無理と、長野の解禁に出かけてみた。その日の天候は、前日の強風とは違い、とても穏やかな釣り日和だった(これは人間サイドの考え?)。

川に着いてから、まだ2月という事でゆっくり朝食をとり、8時頃から釣り支度を始めた。ポイントはこの時期、定番の、支流の合流点から最初のプール。対岸を眺めると、すでに大勢の釣り人で賑わっていた。

「さ~てそろそろ始めるか」と友人に声を掛け、ロッドケースからロッドを取りだした。その名は「DIAVOLO!」 初釣行のためにグリップのラッピングをそのままにしておいた。儀式のようにそのラッピングを剥ぎ、さあ今年も始まったな、と心の中で呟き、川に向かった。

MK Streamer!


川の前に立ち、ポイントを一眺めすると、対岸では賑わっているのに、自分の立っている岸には人が殆ど居ない事に気づいた。「これはゆっくり釣り下れるな」と思い、釣り始めた。
幸運を呼んだ(?)MK Streamer。

釣り始めてすぐに、ジャンケンでいう「ヒレグー」の虹鱒が釣れた。ん~まだまだやっぱり「ヒレパー」の魚が釣れなきゃ!

しばらく釣り下るとまたアタリが来た。今度は前の魚より力がある、「この魚はヒレがパーかな?」そんな事を思いながらランディグ。見てみるとサイズは30センチそこそこだけど、とても綺麗な虹鱒だった。その綺麗な魚を見た時、自分の中で一段とテンションが上がっていた。

一通り流し終えて、しばらく友人の釣りを眺めていた。ふと、友人の足元を見ると、カジカの仕掛けが目に入った。やっぱりデカイのはフィッシュイーターだよな・・・そう思って、今まで付けていたウェットフライを外し、少し大きめなストリーマーに付け替えた。2流し目、ポイントに立ち、もう一度流れを見つめた。さっき流した所よりもう少し奥の、より流芯に近い所に怪しい淀みを発見。

DIAVOLO!


「よし!あそこだ!」そう思ってDIAVOLOを振り抜いた。フライが早い流芯の中に落ちたのを見はかり、すぐにDIAVOLOのリーチの長さとティップのしなやかさを利用して、メインディングを繰り返し、怪しい淀みにフライを送り込んだ。「よし!入ったな!」そう思った瞬間にラインを張り、縦のターンで狙った。

「ドン!」「ギ~」「来た!やっぱり居た!」
さい先良く DIAVOLO がデビュー!

その魚は一気にバッキングまで引き出し、流芯を下った。2回ほどジャンプをしながらプールを走り回ったその魚は、対岸の大勢の釣り人の見守る中、無事ネットに収まった。

魚はなかなかいいプロポーションをしたレインボートラウトでした。まだ今年のトロフィーとはいえませんが、自分の新しい相棒「DIAVOLO」のデビュー戦で、まずまずの魚が釣れて、嬉しく思い、ここに報告しました!

それでは皆さん、九頭龍で会いましょう!

(DIAVOLOを購入する時に、沢田さんに「寝ててもフッキングするよ!」と言われた意味が解かりました!)

---つづく---