'04 焦がれて5年 サクラマス 41cm!
神野 純二 (かみのじゅんじ) 東京都在住 Junji Kamino in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴8年 / サクラマス歴5年
サクラマス歴5年。ようやく手にした小柄なファーストサクラマス。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
41cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
アクアマリン・グリーン on ウォディントン35mm with ST1 Treble Perfect #4
|
ロッド Rod |
KS SS 1712D |
リール Reel |
KS SU SALMON II The Cherry Salmon |
釣った日 Date of Catch |
2004/04/25 6:15 am |
釣った場所 Place of Catch |
九頭竜川 幼稚園前 |
IMPRESSIONS
5時少し前に目覚めた。すでに空は明るく、微風。今シーズンの、水量の多い九頭竜を釣るチャンスもあと数時間。前日までの2日間、フライを変え、ラインを変え、流し方を変え、何も、起こらなかった。
幼稚園前に入る。どうやら本日1番乗りだ。昨日までの充分だった水量は20センチ以上減水、11℃あった水温も今朝は8℃でクリア。「さて、沈めるべきか、浮かすのか、フライのサイズはどうしよう?」考えてはみたものの、迷うばかり。結局、昨日使ったタイプ2のラインに、「何となく」アクアマリン・グリーン35mmを結んだ。
キャストして、少し流れを横切らせた後、ゆっくり手繰る。30分程流し、先月、散々下られた末にバラしたポイントを通過。さらに数投。手繰っているとニゴイが掛かった。少し抵抗を見せた後、水面へ浮いたニゴイは銀ピカの体を流芯へ向けると、再び沈んだ。
「ん?・・・銀ピカ?」 余りの大人しさにニゴイと確信していたそれは、5年間追い続けた彼女だった・・・。何ともあっけなく、淡々と流れる時間に戸惑った。主導権を奪われバラすパターンなら、正直慣れていたが、サクラマスをニゴイと間違えた、なんて聞いた事が無い!
しかも私にとって初めてのサクラマス。読む本、聞く話、全てはサクラマスとの手に汗握る駆け引きの末に迎える歓喜の瞬間、というストーリー。膨らませていた期待を一体どうしてくれる!
しかし岸辺の小さな彼女を眺めていたら、惚れた弱味か、そんな気持ちも吹き飛んだ。美しかった。諦めなくて、本当に良かった!
今日までの長い間、多くのアドバイスと激励を常に与え続けて下さった沢田さん、マリアンさん、そして素晴らしい友人、また、この釣りを通して河原で知り合った全ての皆さん、ありがとうございました。漸く釣りました!
これからはサイズアップを目指して頑張ります!