'11 秋の怪獣祭り! イワナ 45cm!
安河内 孝憲 (やすこうちたかのり) 東京都在住 Takanori Yasukouchi in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴17年 / サクラマス歴7年
何という厳つい顔。秋のオスイワナ45cm。特大級を逃した後に・・。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
イワナ Char |
体長 Length |
45cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
|
ロッド Rod |
KS SD ABERDEEN |
リール Reel |
SU 67 Green |
フライライン Fly Line |
SD-DT-6IF |
釣った日 Date of Catch |
2011/09/24 |
釣った場所 Place of Catch |
本流 |
KILLER TROPHY FLY
Dunkeld
Hook: TD4 Old Limerick Wet
Dresser: Takanori Yasukouchi
Originator:
Source: Wet Flies 400 Patterns & Dressing Techniques
秋のフライとして、良い結果をもたらしてくれるパターンです。
Teal & Claret
Hook: TD4 Old Limerick Wet
Dresser: Takanori Yasukouchi
Originator:
Source: Wet Flies 400 Patterns & Dressing Techniques
Dunkeldとのコンビネーションで使いたくなるパターンです。今シーズンは秋の大イワナをゲット。
IMPRESSIONS
結果は出せず仕舞い。よって支流へ足をのばす。
夏とは違ってポイントは偏り気味。どこからでも魚が飛び出すようには思えなかった。良さそうなポイントでも、出ない所からは一切反応がい。
また、沢田さんの言うとおり、一投目から飛び出すことは少なく、何度かトライするうちに反応があるポイントも少なくない。
困ったものだ。
私にとっては見極めの難しさを感じる秋の釣りである。
だから、とにかく足で稼ごうと思った。歩いて、歩いて、歩く。アホと思われそうなところも、知らん顔してとにかく一投げ試みる。
釣れなくて当たり前。釣れたらオバケ。そう自分を励ました。
そして、オバケは出ました!!
でもこの写真の魚ではありません・・・。
60は完全に超えていたと思う。背中が思いっきり盛り上がったオスニジマス・・・。「ここは必ずいる!」と思えたポイントで執拗に粘ってみた結果。
20回ぐらいはキャストしただろうか。モゾモゾとしたアタリの後、強引に持っていかれた。
寝ていたのか?起こしてゴメン。でも掛けた後が大失態。
おりこうさんに流れ込みに突っ込んでくれたにもかかわらず、結果を急ぎすぎてしまった。
「頭がトロフィークラブ」になっていた。獲らぬ狸は、アバディーンを曲げながら
「写真どこで撮ろう??」
思わずいかがわしいシュミレーションをしてしまっていたのでした。
相変わらずリーダー0Xであること過信して、まだ魚が弱ってもいないのに強引にラインを巻き取り、ネットですくおうとしてしまったのでした・・・。
以後、ものすごい腹を見せつけながらゴロンゴロンと瀬をころがっていかれました。一緒について行きましたが、これ以上立ち込み不可能なところまで来てしまい、永遠のお別れとなってしまいました・・・。
今一度、身に染みて教訓。「魚が弱って腹を見せて浮いてくるまで、ネットは出すな!」
釣り人のメモリーって残酷なまでに無制限(きっと一生つきまとわれる)で、しかも獲り逃がした獲物のサイズは頭の中で日に日に大きくなっていく始末です(笑)。逃したハヤも10年たてば鯉(笑)
残念ながらこれ以上のオバケを掛けて完全に取り込むしか、古き良き思い出として記憶を封じ込める手立てはなさそうです。
そして、
「この時期、良いポイントには一時間も経てば次の魚が入ってくるから。」という沢田さんのアドバイスどおり、次の魚はやってきたのでした。
イカツイ岩魚さん45cm。ドロッパーにTD4♯4DUNKELD、リードにTD4♯6TEAL&CLARETを泳がせて、リードに食いついてきた。
それにしても産卵時期が近づいて気が立っているのかもしれませんが、そこまでイカツくならねば遺伝子は残せないものでしょうか?・・と思わず問いかけてみたくなる顔。しかもなかなかのグッドファイターでもありました。
シーズン終了の巻・・・。