'06 累計10本達成 サクラマス 55cm, 1.7kg!
沢渡 郷 (さわたりごう) 青森県在住 Gou Sawatari in Aomori 【Japan】
フライフィッシング歴8年 / サクラマス歴5年
お気に入りのグリーンワスプで記念のサクラマス
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
55cm |
体重 Weight |
1.7kg |
フライ Fly & Hook Size |
グリーンワスプ 1-1/2アルミチューブ ST1#6
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ロッド Rod |
KS SS 1712D |
リール Reel |
KS SU Salmon II The Cherry Salmon |
フライライン Fly Line |
KS DST-12-S Intermediate |
釣った日 Date of Catch |
2006/6/17 |
釣った場所 Place of Catch |
秘密 |
IMPRESSIONS
ようやく渓流に専念できると思っていたら、週中に結構な量の雨が降った。多量の降雨によりかなり増水したが、山の残雪はすでに少ない時期なので減水は早い。急激に水量は落ち始めた。これはチャンスと思い、渓流の道具と一緒にサクラマスのタックル一式も車のトランクに詰め込んだ。
朝6時にポイントへ立った。案の定、ちょうど良い水量だ。水温はまだ低いようなので、使用するラインとフライをどうするかだ。タイプIIでも良さそうな感じがしたが、インターミディエイトに1-3/4アルミチューブのアクアマリンを選択した。
瀬頭の掛け上がりで「コン、コン、コン」と控えめなアタリがあった。すかさずロッドを送り、ラインを送り込むがフッキングしなかった。「今のはサクラでは?」2歩ほど上流側に戻り、同じ辺りにフライを流すが反応は無し。
気にはなるが、まだ別な魚がいる可能性が高いので、粘らずに下流へと釣り下る。しかしその後はアタリもなく、長い瀬を釣り終えた。どうも先程のアタリが気になる。流れ込みだけでももう一度やりたくなった。
ラインはタイプI/IIのほうが良さそうにも思えたが、日差しも強くなってきたため、インターミディエイトのままで釣ることにした。さて、フライは何を使おう?フライボックスを開けたときにグリーンワスプがチューブボックスのホールから抜け出てスタンバイしていた。
早速フライを結び、先程アタリのあった核心部に数投でたどり着く位置から釣り始めた。焦りは禁物だ。キャスティングをミスしないように集中してプレゼンテーション。ここぞというポイントでイメージ通りのアタリが来た。
「コン、コン、グン」「来たっ!」ラインを送ると、魚は重みを伝えながら下流へと下っていった。「よし、今度はフッキング成功だ!」リールは逆転音を奏でながら軽快にラインを送り出していく。
停まるのをまだかまだかと思いながらリールに目をやると、フラットビームが残り少なくなってくる。80m程下流でようやく魚は停まった。ラインを巻き取り始めるが、途中三度ほど下流へ下られた。前回釣ったサクラマスよりも元気が良い。
ようやく自分の下まで引き寄せられたのはうっすらと婚姻色の出たサクラマス。サイズの違いこそあれ、茶色い背中はヤマメと見まごうばかりの色具合だ。
ファイトの様子から、どうやらフッキングは確実のようだ。「折角なので取り込み中の魚をデジカメで撮ろう。」と血迷ったことを考えついた。左手に17ftのロッドを抱え、右手にデジカメ。自分で釣ったサクラマス相手にこんな事をする釣り人は何人もいないのではないだろうか?。防水デジカメなのでついでに水中写真にも挑戦してみた。
サクラマスは渓流魚と違って大きいから、カメラで追いかけやすいと思った。が、実は大間違い。左手で支えきれないため魚が思ったところに定まらない。それでもなんとか絵になるサクラマスの写真を何枚か撮影することができた。サイズは55cmと小振りではあったが雄のようだ。フックは前回と同じく口の奧にしっかりと刺さっていた。
家に帰ってkensawada.comのガウラレポートを見たら、数日前にマリーアンさんもグリーンワスプでサーモンを釣り上げていたようだった。グリーンワスプは好きなパターンで、いつかはこのフライで釣り上げたいと思っていたのでうれしさもひとしおだ。
次はどのフライを使おうか?今まで釣ったことがないパターンで釣るのもまた楽しみだ。
この日の水温:14度
天候:晴れ
水量の変化:ハイウォーターからミッドウォーター