'12 北の大地、支笏湖の奇跡 レインボートラウト 65cm!
佐藤 繁 (さとうしげる) 富山県在住 Shigeru Satoh in Toyama 【Japan】
フライフィッシング歴24年 / サクラマス歴1年 / 特別な大物歴:レインボー53㎝
潜水艦のように近づいてフライをくわえた、文句なしのモンスター・レインボー。65cm。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
レインボートラウト Rainbow Trout |
体長 Length |
65cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
オリジナル・ディア・ヘア・ボディ on TD4 #6
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ロッド Rod |
KS SD BLACK RANGER |
リール Reel |
SU 67 Burgundy |
釣った日 Date of Catch |
2012/07/26 |
釣った場所 Place of Catch |
支笏湖 |
IMPRESSIONS
と同時に、フライフィッシングの駆け出しの頃には、行き付けのショップのアドバイスを頂き、練習がてらロッド片手に通ったフィールドでもある。
今回の北海道滞在は4日間、もちろん釣りだけではなく、仲間との再会や私事も有り、極わずかな時間を支笏湖で過ごす事にしました。
7月26日。この日は帰る日でしたので、朝マズメから昼までの釣りとなりまた。
最初に入ったポイントは朝靄が掛かっており、曇り空でしたが、次第に晴れて来て、おまけに無風のベタナギ模様。早々に見切りを付けて次のポイントに移動する事にしました。
何時ものポイントに到着したのは午前9時、残す時間はあと約2時間しかありません。
だが、奇跡は起きました。
ベタナギの水面に絶望感を味わいながらキャストする事3投目でした。
その潜水艦のような物体は、何の溜めらいも無いかのように、背中を露にして、私のフライをフッ!と吸い込むように食わえて、水中に消えて行ったのです。
最初は大人しかったので、そんなに大物だとは気が付かずに寄せに掛かったら、いきなりバーガンディの逆転音が一気にギャー!!
沖合い70メートル付近で水しぶきを上げてジャンプするモンスターレインボー。
度肝を抜かれた私ですが、この時点では、なすすべも無く、必死で引き出されたラインを巻き取り、ブラックレンジャーのトルクに頼る他ありませんでした。
ところが、モンスターは思うように寄る訳がありません。2回目の走りで100メートルのバッキングラインも残りわずかになった時、少し大人しくなった隙にライン回収に成功。約7回の走りにも耐えて15分ぐらいの格闘の末、モンスターは力尽きました。
リーダも3X 12ft だったので心配しましたが、魚の口元を見ると右下顎の固い場所へTD 4の#6フックがガッチリ食い込んでおり、ランディングに成功したのです。
運の良い事に、隣りに居たフライマンがネットインを手伝ってくれました。撮影までお願いしてしまい本当に感謝してます。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして、このレインボーに耐えられるトルクがあるブラックレンジャーは素晴らしいロッドだったと感謝してます。
釣った日の天候:晴れ
水温:18度
気温:26度
その他の状況:水面ベタナギ