'12 シーズン終盤ギリギリでした レインボートラウト 62cm!
林 毅 (はやしつよし) 北海道在住 Tsuyoshi Hayashi in Hokkaido 【Japan】
フライフィッシング歴16年 / 本流歴:6年
1年ぶりの良型のレインボー62cm。シーズン終盤の会心の一匹でした。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
レインボートラウト Rainbow Trout |
体長 Length |
62cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
Spey Style Fly on SL4 #4
|
ロッド Rod |
KS SS 1511D |
リール Reel |
SU Salmon II The Cherry Salmon |
釣った日 Date of Catch |
10/28/2012 |
釣った場所 Place of Catch |
本流 |
IMPRESSIONS
ようやく多忙から解放されたのは10月の最終週。いわゆる盛期は過ぎてしまったのだが、本流に出かけることにした。
現場に到着してみると、例年とは異なり、紅葉が真っ盛り。まだ「秋の釣り」を思わせる風景ではあったが、冷え込みは厳しく、難しい釣りを強いられる覚悟で開始した。
10時頃から比較的均等に流れる幅の広い瀬に入り、#10, type I/IIの11mのラインで広範に探り始めた。予想に反して多くの反応があり、幸先良く40台のニジマス、30台のアメマスが釣れてきた。
この川で反応が多数あることは珍しく、期待がもてる状況である。正午を過ぎると今まで吹いていた冷たい強風がピタッと止んだ。気温に変化はないのだろうが、体感的には暖かかく、「出るなら今!」と直感した。
アタリのあった流芯横のヨレでは、長いラインが邪魔をして毛鉤が動かなくなりがちであったため、ラインを9mのtype IIIに変更し、岸際までゆっくりとスイングさせる方針とした。
上流から丁寧に流しはじめ、核心部に毛鉤が差し掛かるとラインが止まった。沢田さんに教わった「そのまま下がりながら、竿を倒して、放っておく」を実践。
すると魚は下流から引っ張られ、違和感を感じて頭を振っている。その後、下流へ向けてダッシュし、遠くの開きで水面を割った。そのシルエットから良型のニジマスであることを確信した。
その後、魚はラインを引きずりながらゆっくりと上流に戻ってきたので、竿をゆっくり煽ってフッキングを完了。ここまでくれば安心できる。
岸際での抵抗が止まなかったので10分程度を要したが、無事ランディング。右岸からの釣りで毛鉤はきっちりと左口角を捉えていた。
約1年振りに見る良型の本流ニジマス。シーズン終盤のギリギリで捕ることができ、何ともいえない満足感に浸ることができた。
北海道の本流は雪代が長く、夏は水温が上がりやすいので、好条件のもとで魚を狙える時期は意外と少ない。そんな中、数少ない釣行で好機を逃さないため、やはり入念な準備と現場での戦略、プラス集中力が重要だと思う。来季もチャンスに恵まれると良いのだが・・・。
釣った日の天候 Weather of the day: 曇り
水温・水温の変化など Water Temperature: 8℃