'06 祝!1712D トータル100kg超え アトランティックサーモン 106cm, 12.1kg!
青木 正人 (あおきまさひと) 群馬県在住 Masahito Aoki in Gunma 【Japan】
フライフィッシング歴14年 / サーモンフィッシング歴5年
ランディング後、10kgオーバーの実力を遺憾なく発揮!?
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
アトランティックサーモン Atlantic Salmon |
体長 Length |
106cm |
体重 Weight |
12.1kg |
フライ Fly & Hook Size |
Black Fairy Attractor on ST4 Tube Fly Treble #4
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ロッド Rod |
KS SS 1712D |
リール Reel |
KS SU Salmon II The Cherry Salmon |
フライライン Fly Line |
KS DST-12-S Intermediate |
釣った日 Date of Catch |
2006/6/24 |
釣った場所 Place of Catch |
in the River Gaula, Bridge pool |
IMPRESSIONS
「幸運」はいったい何時何処に…、釣りをしながら常に考えている事。
水位、水温、透明度、魚の遡上量、天気、等々。数え上げたら切がない。どう考えたって納得のいく答えなど出やしないから運を拾う確立を上げる事に専念する。
沢田さんの夢がぎっしりと詰まったSW1713を用い、大増水の川で自分の夢とオーバーラップさせて、ひたすらフライを投げ続けた昨年。別の川で一度のチャンスがあったものの、あっけなくフライを放されて終わった。
そして今年のガウラは、今まで見たことがないぐらいクリアーな水。まさかレイルウェイプールの底を肉眼で確認出来るとは思わなかった。
おかげでサーモンは、フライをまともに捕らえてくれない。コンタクトはあるものの、釣れない日が続いたとある早朝、妻の投げたフライをとうとうしっかり(?)鮭が捕らえた。しかし、やはり渋いのか、100m程フラットビームを出した挙句にフライを放した。
垂れ下がるフラットビームを巻き続ける妻の後姿を見て、ビデオカメラのスイッチをオフにした。
週末、いよいよ巡って来た深夜のブリッジプール。今週の釣果は極端にここに集中している。水位は減水して60〜70。SW1713をしまい、1712Dにチェンジして、チャンスは逃すまいと、このプールに張り付く。
一流し目、そろそろだと思ったとき、鮭がフライを捕らえた。慎重にフッキングして竿を起こしてみたが、何だかやけに軽い。しかし、元気だけは魚(?)一倍。あまりに急激にジャンプや突進を繰り返して疲れ果てたのか、よろよろと寄って来た。しかし、ランディング体勢に入った時、最後の抵抗であっけなくフライを外されてしまった。
推定6〜7kgの魚だったが、状況はあまり好転していないみたいだ。
そして二流し目。同じ地点で今度はブラックフェアリーが鮭を捕らえた。この魚は走らない、跳ねない、やる気が無い。軽いポンピングでスルスルと寄って来る。そしてゆっくり反転してゆっくりと泳いで戻っていく。
大きさは確認出来た。ブリッジプールを捨てないでいてくれさえすれば、時間はかかるがランディング出来るだろうと思っていた。しかし、二度目に寄って来た時、偶然にも、口先に針先一本だけでかかっているST4が目に入ってしまった。
外れないでくれと祈りながら、ゆっくりと強烈にラインを止めてみたり、エレガントとは程遠いファイティング。
漸く岸に引き上げてはみたが、この段階になって鮭は10kgオーバーの実力を遺憾なく発揮しはじめた。
そこから先は…、ビデオには映っているのだが、とても人には見せられないほどの大騒ぎだった。