'13 3年ぶりの中禅寺湖にて レインボートラウト 53cm!
丸山 恵司 (まるやまけいじ) 群馬県在住 Keiji Maruyama in Gunma 【Japan】
フライフィッシング歴18年
3年ぶりの中禅寺湖で、思わぬトラブルを克服して、嬉しいランディング成功。レインボー53cm。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
レインボートラウト Rainbow Trout |
体長 Length |
53cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
ウーリーバガー・ブラック
|
ロッド Rod |
KS SW DONEGAL |
リール Reel |
SU SALMON I Silver |
フライライン Fly Line |
Flat Beam Super Floating + DSS-8/9-Type I/II |
釣った日 Date of Catch |
2013/05/18 |
釣った場所 Place of Catch |
中禅寺湖 |
IMPRESSIONS
だが、釣れない湖であること、中禅寺湖のベストシーズンに休みが取れず、ここ3年、足が遠のいてしまっていた。今年の転勤で中禅寺湖が若干近くなったこと、休みが取れたことから重い腰を上げた。
山側が釣れているとの情報を得て、初めての山側に挑戦することとした。
当日、イタリア大使館近くに入るが、バックがとれずキャスティングに四苦八苦。おまけに、川底は岩だらけでウェーデイングもしづらく、全く釣れる気がしない。
しばらくして、場所を変えると年配の男性が声をかけてきて、「昨日ここで釣れましたよ、フローティングラインで黒っぽいフライをスローリトリーブすれば釣れるよ。私は1週間やって今日は帰るだけだからがんばってみてください。」と教えていただいた。
その話を裏付けるかのように、その後水面近くでレインボーが小魚を追いかけているのが見えた。竿をドネガルにかえて、ラインをDSSのFIラインに変更した。ところが、その後魚の姿は見えなくなり、湖は静まり返っってしまった。
周りの釣り人をみても、フライで釣れている人はいなさそうだ。夕方4時近くなり、近くのルアーアングラーに40センチぐらいのレイクが釣れた。
そのあと、私がトイレに行っている間に私の隣に親子のルアーアングラーが入っていた。子供の持つ竿が曲がっている。数分後にはお父さんのネットの中に60センチくらいのレイクトラウトが横たわっていた。
チャンスかも。二人ともルアーはスプーンらしい、ということは魚は底にいるのか、じゃあ沈めるラインを使うか、でも底には所々大きな岩が入っており、インターでも頻繁に根がかりする。
軽いシンキングラインで根がかりを回避するか、そう思って、ドネガルには軽すぎると思ったがメルビン用のタイプ1/2ラインにチェンジした。ラインをかえて間もなく、リトリーブしているラインがひったくられ、沖に向かって走り始めた。
ラインをたぐると首を振るような感触が・・・待ちに待った魚の感触だ、しかも大きいぞ!
そう思い、リールファイトをしようとすると、「あれ?・・・。なんと手元のフラットビームが永遠に解けないパズルのように絡まっている。これじゃ、サーモンⅠも使えない。
ドネガルの粘り腰で少しずつ魚を寄せていく。水面近くに想像よりも大きなレインボーが浮いてきた。よし、今だ、とインスタネットを取り出すが、また「あれ?」
なんと仕舞い方が悪かったのかインスタネットがハート型に歪んでいる。何とか魚を取り込もうとすると、ハートの歪んだ柄が魚をはじいてしまい、2回の空振り。ほんと、他人には見せられないやり取りだ。
やっとのことで魚を取り込んだ。トラブル続きの中、ドネガルが本当に踏ん張ってくれた。軽いラインも重いラインもそれなりに振れて、フッキング性能のよいこの竿は、私には湖の最強ロッドである。
水温 8℃