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'13  やはり、挑みたくなります キングサーモン 105cm,  14.2kg!
岩森 仰史 (いわもりたかし) ブリティシュコロンビア州在住  Takashi Iwamori in British Colombia 【Canada】
フライフィッシング歴15+α年 / サーモンフィッシング歴4年 / カナダ州政府公認フィッシングガイド
Takashi Iwamori Chinook Salmon
今回の最大サイズ、105cm、14.2kg。凄まじい体高。ロッドはSS 9210S。
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species キングサーモン Chinook Salmon
体長 Length 105cm
体重 Weight 14.2kg
ロッド Rod KS SS 9210S
リール Reel SU TEELHEADER Silver
フライライン Fly Line Flat Beam Super 35lb + Salmon Tapered Leader -6X
釣った日 Date of Catch 2013/08/03 - 12
釣った場所 Place of Catch Stikine River - Tributary
KILLER TROPHY FLY

Varied Salmon Tube Fly

Body: Varied

Hook: Varied

Dresser: Takashi Iwamori

Originator:

Source:

少々贅沢ですが、各種アトランティック・サーモン用のチューブフライを使って、キングサーモンを釣り上げました。

IMPRESSIONS

流程約610km、

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90cmの美しいメスのキングサーモン。
ラフティングやカヤックの場として有名です。今回はカナダBC州北部を流れるStikine Riverを目指しました。この野生剥き出しの荒々しい場所で、今年はどんな魚達に出会えるのかを楽しみに、煩雑な準備を進めました。

15年間、二つの課題に取組んで来ました。「太平洋鮭類を水面近い表層で釣る方法」「いわゆるドピーカンの晴天でも釣る方法」

これらは終生時間切れで、単なる理想に終わるとも思われましたが、幸いにもウィンタースティールヘッドを水面直下で釣る方法を見出し、太平洋鮭類を表層付近で釣る事が出来る川に出会ってから、課題は急速に進展を遂げました。
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こちらは91cm。

また、これまで晴天時のサケマス類の釣果は言うまでも無く、貧しいものでした。しかし、晴れた日の釣り場の風景は美しく、この青空にリールの音が響き渡り、大きく竿が曲がったならば、どんなに素晴らしいだろうと思い続けて来ました。

今までは漠然としていた晴天時の釣り方が、現在ではより明確に効果的になって来ました。近所の大きな川に出掛けてはテストを繰り返して、Stikine Riverに備えました。

冬季の積雪量が少なかった今季は、さすがの暴れ川も幾分は穏やかな流れの様にも見えました。支流群は例年よりも透明度が高く、フライフィッシングに適した流れとなっていました。
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92cmのオス。

釣り方の革新と好条件に恵まれた事によって、フライの着水後直ぐに喰らい付く魚も多く、緊張感のある釣りが可能となりました。

連日、汗と泥に塗れて、激しい雷雨や風に苦戦する日もありましたが、今年は少し贅沢に各種アトランティックサーモン用のフライを使用して、ムービング&レジデントの両方の魚を釣る事が出来ました。

街を出て、大自然に深く飛び込むには気力と体力を要します。激しく消耗するものの、飛び切り楽しいこの釣りを後何回できるだろうかと考えると、その回数の少なさに寂しさを覚えるほどでした。

少々の無理ならず、かなり無理をしてでも遠征に出る機会を作ろうと、次の課題を持ち帰りながら、改めて決心をしました。
trophy_4
105cmの横顔。さすがに迫力があります。

★カナダフィッシングガイド★
www.canada-fish.com

カナダでダイナミックなスティールヘッド・フィッシングの世界をガイドしています。
釣った日の天候 Weather of the day: Varied Weather
水温・水温の変化など Water Temperature: 14.5 ~ 16.8℃
水量・水量の変化など The Volume of Water: N/A 
他に記録しておきたいことなど Other Records: 深いプールに於いて水の透明度が低くてもレジデントフィッシュはフライの着水を感知していると推測されるケースが多々あり、フライから先に落とす事の重要性を改めて感じました。夏季はグリズリーが水際を徘徊するため野営場所には注意が必要でした。