'13 昨年の教訓を活かして・・ サクラマス 63cm, 3.5kg!
冨士山 正樹 (ふじやままさき) 栃木県在住 Masaki Fujiyama in Tochigi 【Japan】
フライフィッシング歴24年 / サクラマス歴9年
アクアマリン・グリーンに来たサクラマスは63cm。パワフルな引きが印象に残る。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
63cm |
体重 Weight |
3.5kg |
フライ Fly & Hook Size |
Aquamarin Green on Waddington Shank 35mm
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ロッド Rod |
KS SS 1712D Limited HARD ACTION |
リール Reel |
SU Salmon II Burgundy |
フライライン Fly Line |
DST-12-S Type II + SUPER-TECH Leader -2X |
釣った日 Date of Catch |
2013/04/13 |
釣った場所 Place of Catch |
北の川 |
IMPRESSIONS
動きだしジャンプされ外れてしまった。
昨年の教訓を活かして、今年に入り2回目の釣行である。
川で話を聞いた方から、釣果があったことを教えていただき、これはチャンスがあるかも知れないと期待が高まる。
そうは言っても、自然現象には逆らえない。雨やら風やらで挫けそうなのが本音である。
だが今日は何時になく集中していた。
夕方になり、昼間見た場所が気になり、その事を先輩に伝えた。不思議と風も収まり、日が射し、イブニングライズの雰囲気と似ている。
ヤマメなら釣れると思い、20年位前にドライフライの経験しか無かった頃を想い出していた。泣き尺クラスではあるが、当時釣れたポイントに似ている。
「最後はグリーンにします。」と先輩に伝え、流れに向かった。
流し始めると、やはりラインテンションが良い。後はきちんとターンオーバーさせる事だけに集中していた。
この辺りかな・・と思える場所でリトリーブを開始すると、ドスンと強烈な当たりがあり、強く大きく頭を振った後に魚が動き出し、確かな重さが伝わって来た。
「よし大丈夫だ。」と確信した私は手を上げ、先輩に「来ました!」と伝え、やり取りを始めた。
魚は意外に簡単に寄って来たのだが、すぐにラインを引き出されてしまう。動きが大人しくなり、プレッシャーを掛けると、また頭を振り嫌がる。こんなやり取りを数回繰り返すと、今度は下り始めた。
私は一定のテンションを掛けながら付いて行った。魚は底にへばり付いて動かない。かなり長い距離を走られたが、遂に観念したのか、ゆっくりと浮上してきた。最後の力も尽きたようだ。
「寄せますので、お願いします!」と声をかけ、先輩にランディングして頂いた。
「おめでとう!!」「ありがとう御座います。」
こんな短い会話を交わし、がっちりと握手。夕食後、先輩がご馳走してくたワインで乾杯。
終わり良ければ全て良し、そんな日でした。