'06 ダブルハンドでファーストヒット レインボートラウト 40cm!
小守 孝司 (こもりこうじ) 長野県在住 Koji Komori in Nagano 【Japan】
フライフィッシング歴10年
フラットビームをいきなり引き出した、元気なレインボー40cm。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
レインボートラウト Rainbow Trout |
体長 Length |
40cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
Dunkeld on SL2 Single Low Water #6
|
ロッド Rod |
KS AR Smolt |
リール Reel |
KS SU STEELHEADER Silver |
釣った日 Date of Catch |
2006/08/23 |
釣った場所 Place of Catch |
長野の本流 |
IMPRESSIONS
8月上旬の長野県は何処も大雨により水害。道路も寸断され、フィールドへ行けませんでした。お盆が明けると途端に秋の気配が漂い始める中、「もう増水も引いただろう」と判断し、釣りにでかけました。
水は多いが濁りはなく、良いコンディションです。朝のうちは涼しくて、水温も14℃でしたが、そうは言っても8月です。午前10時を過ぎると焼けるような暑さになってきました。
あまりの暑さに地元のえさ釣りの方々も引き上げてしまうなか、「これで思い切り釣りができる」と一人でにんまり。水温を計ると18℃でした。水温が20℃を超えなければなんとか釣りになるかな?と考えながらも水通しの良い場所を選んでキャスティング。
静まり返った川の中で何とも言えないドキドキする時間を楽しんでいると、「コン」とフライに何かが触れたような感触が伝わってきました。根掛り?それともゴミでも引っかかったかな…なんて考えていると、いきなりリールの逆転音と共にフラットビームが飛び出していきました。
「えっ?」と思いながらも、ラインが止まった頃にロッドを岸側へ向け、ラインを強く張ります。同時に伝わってくる生命感に「やった、魚だ!やっぱりいた!」と、一人でにやけながらファイティングスタート。
おかしなことに魚は流芯には入ろうとせず、またプールの開きから次の瀬に入ることもためらっている様子でした。しかし…なかなか寄ってもきません。
瀬を下られたら困るな、と思い、沢田さんのビデオで見た通り流れと平行に魚を誘導してみることにしました。すると、あっさりとプールの頭付近まで誘導できました。
へぇ〜っと一人で納得しながらもファイトを続け、何とかランディング。ネットを使うよりも岸に上げてしまった方が安全かなと思い、タイミングをみて岸へ引き上げました。
ファイトのわりには小さいなと思いましたが、計ってみると40cmジャスト。この川では「大きい」とも言えないサイズですが、初のダブルハンドロッドでの釣りで、また色んなことを教えてくれた記念すべき一匹なので、トロフィーとしました。
増水のせいなのか、ヒレも魚体もアチコチ傷んでいましたが、素晴らしいファイトをしてくれた魚に感謝です。また、ロッドを購入するにあたり、要領を得ない電子メールでの質問にも丁寧に答えてくださった沢田さんはじめ、スタッフの皆様にも感謝いたします。
釣った日の天候 Weather of the day: 晴れ
水温・水温の変化など Water Temperature: 14℃→18℃
水量・水量の変化など The Volume of Water: やや増水