'14 モンゴルは終わらない タイメン 90cm, 6.4kg!
平野 秀輔 (ひらのしゅうすけ) 東京都在住 Shusuke Hirano in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴31年 / サーモンフィッシング歴15年 / 元全日本キャスティングチャンピオン、Pro Shop SAWADA School Master
久々のモンゴル、チンギス・ハーン・プールでタイメンを釣る。野生に戻って来たんだと、実感。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
タイメン Taimen |
体長 Length |
90cm |
体重 Weight |
6.4kg |
フライ Fly & Hook Size |
Onon Traveler on 1 inch tube with ST4 Wide Gape Treble #4
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ロッド Rod |
KS SWS 1713L |
リール Reel |
THE HONEYCOMB SALMON II Gold |
フライライン Fly Line |
DST-13-S Type II |
釣った日 Date of Catch |
2014/09/19 |
釣った場所 Place of Catch |
River Onon, Mongolia, Chinggis Khaan Pool |
IMPRESSIONS
その1分後にはそれより少し岸よりで「ドボン」。
魚は狩りに夢中になっている。しめしめと、二つのライズの円周上をフライがスイングするように35mほど投げる。
オノントラベラーはうまい具合に水しぶきを上げて着水し、スイングが流芯を越えたあたりでアクションを付けると、「待っていました」とばかりに「ドスン」。
こんなに簡単にタイメンを釣った事はない。
ファイト中にいったん底に張り付いたので、メーターオーバーを期待したが、ランディングしてみると90㎝ジャスト。
良く太ったタイメンだった。
オノントラベラーには今回自分だけでも8本のタイメンが喰いついた。たまに釣れるレノックも殆どが50㎝オーバーだ。
もうオノン・バルジでこのフライは大物用フライと言っていいのだろう。
そして40cmと小さかったが、複雑な流れを読んで慎重に投げたフライに喰いついたアムールトラウトも忘れられない。
詳しくは未だ書けないが、この魚は今後の自分のパワーウェットフライフィッシングに重要なヒントを与えてくれた気がする。
2シーズンほどオノンを訪れなかったので、キャンプオーナーのガンスフやガイドのアムガーはずいぶん寂しがっていたそうだ。
10年前と同じ場所に立ち、3人で記念撮影をする。みんなそれなりに老けたみたいだ。
それでもオノンやバルジの川岸に立つと、都会生活で失われていた野生が蘇ってくる。しばらくはこの旅を続けることが自分には必要なようだ。
最終日にダブルフック#10のグリーンワスプでハリウス(モンゴリアングレイリング)を釣り、写真に収めた。
さて、来シーズンに向けてこれをどのように表現しようか。
自分の中でまだまだモンゴルでのフライフィッシングは終わらない。
釣った日の天候 Weather of the day: Fine
水温・水温の変化など Water Temperature: 7℃
水量・水量の変化など The Volume of Water: 増水後の引き水