'16 嬉しいけれど、悔しい サクラマス 59 cm!
麻生 一朗 (あそう いちろう) 東京在住 Ichiro Asou in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴20年 / サクラマス歴2年
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
59 cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
SD3 #14
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フライライン Fly Line |
Flatbeam Super 35lb |
釣った日 Date of Catch |
2016-05-15 |
釣った場所 Place of Catch |
九頭竜川 |
IMPRESSIONS
「投げたフライで釣るのではなくて、流したフライで釣る」
この言葉の意味がわかるようになるまで、随分と時間がかかった。
それまでは広い川で風が吹く中、いかに遠くに投げるかばかりを考えていた。
上手くキャスティングができて、リールからランニング・ラインがジッと出れば満足で、
本当はそれから始まる釣りは、終了したも同然。
フライがどこに落ちようが、どう流れようがおかまいなしだった。
今から思えば、川に釣りに来ているというより、単にキャス練に来ているだけだったように思える。
でも飛んでいくフライラインの長さより、フライの落ち方、落ちる位置を気にするようになり、
フライの流れ方をイメージして本来の“釣り“に集中できるようになってから、
これまでずっとなかったあたりが出だした。
しかし今度はあたりがあっても、しっかりとフッキングできない、取り込めないという新たな問題が出てきた。
小さなフックで、大きな魚をいかにフッキングさせるか。
ローリングするサクラマスをいかに暴れさせないで取込むか。
サクラマスは、釣れても釣れなくても勉強になる釣りだと改めて思う。
今シーズンは幸運にも2匹のサクラマスをキャッチすることができた。
しかしそれ以上の数のサクラマスも逃した。
その時の自分のレベルではキャッチできなかったことは理解しつつも、
あの時、あの魚が釣れていればなぁと、やっぱり思ってしまう。
釣り人の欲にはきりがないものだ。
天候:晴れ
水量:ロー・ウォーター