'16 絶対釣れない筈だったが !! サクラマス 42, 1.2kg!
武羅歌 良三 (ぶらっかーりょうぞう) 東京都在住 Ryozo Blacker in Tokyo 【Japan】
フライフィッシング歴47年 / サクラマス歴31年
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length |
42 |
体重 Weight |
1.2kg |
フライ Fly & Hook Size |
Orange Tippet on KS Black Spey #8
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ロッド Rod |
KS SF Diavolo |
リール Reel |
SU 78 Silver |
フライライン Fly Line |
Flatbeam 35lb + AR2 WF-7-F + Super Tech 12ft 0X |
釣った日 Date of Catch |
2016-6-16 |
釣った場所 Place of Catch |
北陸の本流、13.5km 地点 |
IMPRESSIONS
本当は、Widgeon Shoulder Wingのパターンで掛けたかったのだが…残念!!
今年は雪が少なく渇水気味と知りつつ、一人、30年振りの北陸に車を走らせた。
安房トンネルのお陰で、あまり疲れを感じる事も無く富山に到着。
休む暇無く本流筋を観察してみたが、超渇水である。
地元の釣具店の情報によると、春先にかなりのサクラが遡上したが、6月の下流域は水温が高いので、
河口から10km以上の谷側へ移動しているとの事。
しかし、「この時期は絶対釣れないよ」と冷たくそっけない。
そう言われると、「それならば釣ってやろうじゃないか」と気合を入れて上流に向かった。
良さそうなポイントだけにフライを落としつつ、沢山居る鮎に邪魔されながら、大淵まで1kmほど釣りあがった。
小さなヤマメは見えるが大物が見えない。オリヂナルのシルバー・ドクター #6 Black Spey には反応が無いため、
オレンヂ・ティペット #8 Black Spey に替えた。
護岸の深みにフライが入った時、川底からゆっくりとしたアタックで、フライを口先に銜え、静かに川底に引き返した影が見えた。
その間、合わせが禁物なのは充分承知しているが、心臓が早打ちを始めてしまって押さえられない。
川底でキラッと反転が感じられ、ラインが少し張られたタイミングを逃さず合わせて、シングルフックを唇の奥にフッキングさせた。
こうして念願の渇水期の北陸サクラを、カメラに撮る事が出来ました。
早々にホテルに戻って着替え、居酒屋でノドグロや白エビ等のツマミで、一人祝杯を上げたのでありました。
釣った日の天候 Weather of the day : 晴れ
水量・水量の変化など The Volume of Water : 超渇水
水温・水温の変化など Water Temperature : 早朝14゜C 日中16゜C