MY TROPHY | MY RECORD | |
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魚種 Species | サクラマス Cherry Salmon |
体長 Length | 53cm |
体重 Weight | 計測せず |
フライ Fly & Hook Size | クラレットワスプに ST3 Tube Fly Treble #6 |
ロッド Rod | KS SW 1713L |
リール Reel | KS SU Salmon II Millenium Blue |
釣った日 Date of Catch | 2005/06/04 |
釣った場所 Place of Catch | 秋田県米代川 |
今年、抽選に当った三面川。
ニューロッドSW 1713L で挑んだが、一昨年の連続ヒットのようなわけには行かず。
不調がためかキャスティングのバランスも崩れ、1713Lに翻弄される日々が続いた。
クラレットワスプ | |
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同じく三面川を釣りにきていたキャスティングの先輩諸氏に手ほどきを受けながら、なんとか1713Lを振り抜けるようになった頃、三面川のサクラマスのシーズンは終わろうとしていた。もう一度三面川を釣ろうか、それとも6月に解禁する秋田の川を釣ろうか、迷ったあげく、気分を変えて秋田へ向かうことにした。
米代川は良く釣れることでは日本有数の川だが、ルアーマンの数も多く、フライを気持ちよく流せるスペースを確保するのにちょっと努力がいる。まずは人のいないポイントを狙ってみるが、やはりそう簡単には釣れない。仕方なく、この川で最も実績のあるポイントへ移動することにした。
釣れない日が続いていると、フライの選択も迷ってばかりいる。どれを使っても結局は釣れず、考えあぐねた末に、取り合えすフライボックスを開けると、端の方にある一度も使ったことのないフライに目が止まった。それはサクラマス釣りの大先輩が、何年か前に沢田さんからいただいたという、未発表のパターンで、今年譲ってもらって大切にしていたフライだった。
大事なフライを使うことに一瞬躊躇したが、今の状況ではどうしてもこのフライでないと釣れないような気がして、思い切ってリーダーに結んだ。クラレットのボディを持つこのフライに、シーズンの最初の一匹を期待しながら釣り下る。やがて核心部。フライは魚の手応えとともに止まった。
忘れかけていたサクラマスの感触が伝わってきた。さすがにSW1713Lではファイトはあっけなかったが、今シーズンもやっとサクラマスをランディングすることができてほっとする。53cmと小振りだが、釣れない日が長かったせいか、心底嬉しかった。
その後、自分で巻いたクラレットのフライがフライボックスの中央に収まるようになったのは言うまでもない。後で確認したら、未発表のサワダパターンで、クラレットワスプという名のフライであった。