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'18  ドライフライでスーパー・レインボー ニジマス 70cm!
塩谷 英隆 (しおやひでたか) 北海道在住  Hidetaka Shioya in Hokkaido 【Japan】
フライフィッシング歴21年
Hidetaka Shioya Rainbow Trout
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species ニジマス Rainbow Trout
体長 Length 70cm
体重 Weight 計測せず
フライ Fly & Hook Size GERONIMO on LD1 #8
ロッド Rod KS AR Pavane
リール Reel SU 56 Green
釣った日 Date of Catch 2017/07
釣った場所 Place of Catch 北海道
IMPRESSIONS

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超大物とのファイト、スーパーレインボー70cm!

ドライフライで遡行していると、区間最大規模の怪しいポイントが出現。
誰もが大物の 潜伏を期待するような流れなので、しばし足を止めて思案しました。

そして、一投目。逆光で見づらいが、水面がかすかに盛り上がりフライが消えた。
しっか りと遅合わせをするとまずまずの手応えで、すぐに走って来て私の少し下流で止まった。

そこで余分なラインを巻き取り、リールファィトに備え次の走りを待つ。
しかし、その 場から一向に動かない。不思議に思いラインを強く張ってみるが、びくともしない。

どうやらブッシュに巻かれてしまったようなので、確認に近づくと、
遠目ながらも流芯の底付近に赤いゴミが横たわっている。

「何であんな所にゴミが! いや違う、えっ!」
と、赤いゴミがレッドバンドであると認識した直後、信じがたいスピードとパワーで下流に爆走。

ロッドを持つ手の感触は、魚ではなく獣でも掛かってしまった様な手応えで、
リールは 空中分解しそうな勢いで逆転し、バッキングラインがみるみる水中に吸い込まれて行った。

そして、ようやく止まると底にへばり付いて動かない。
休まれて体力を回復されては困 るので、真横からプレッシャーを掛け、何とか引き剥がして再度走らせる。

通常、ニジマスであれば、走り回って連続ジャンプでもしてくれれば、そのうち勝手に 疲れ果てて横になり、
最後はあっさりランディングとなるのだが、この魚は違った。

更に、この場所は河原が無い為、岸際にブッシュが点在していて当然の如く魚はそちら へと突進する。
これをいなし、やっと走りが止まり、そろそろ浮いて来るかと思いきや、 また余裕で底に貼り付く。

そんなやり取りを繰り返し、走りのスピードも無くなり、底への貼り付きも阻止できる 様になったのだが、
いつまでたっても浮いて来ないのでランディングに入れない。

これではキリがないので、怯んだ隙を見て勝負…と思い、距離を詰めて魚体を見て驚い た。
勿論デカイのは分かっていたが、近くで見ると思っていたより遥かにデカイ。

まだまだ慎重な対処をしなければ獲れないサイズであると悟ると共に、
「今しがたフッ キングしたつもりで…」ビデオ パワーウエットPart 8 の格言を改めて思い出し、
より丁寧なファィトを続け、最後は何とか尾の付け根を掴んで瀬脇の小さな浅場のスポット
へと押し込んだ。

フッキングから、かれこれ100mは下って来たようだが、ようやく長い長い格闘が終わった。
スケールを当てると、スーパーレインボーと呼べるサイズを数ミリだが超えていた。

渓流域の大型魚は、枯れた雰囲気の老獪な魚体も迫力がありますが、この魚は若々しく、
本流育ちの様なパワーと、過去No.1と思える色艶の美しさに加え、ドライフライでは自身
初の70cmオーバーという歓喜の1本となりました。

また、現場では大物を確実にフッキングさせる為に「追い食いさせるな」「出てもすぐに
合わせるな」と、頭の中で呪文のように繰り返して集中し、

日頃からマインドアングラー94~、沢田さんの著書「パワーウエットフライフィッシング」
の超大物とのファイトの項を何度も熟読し、ビデオ パワーウエットシリーズでの、数々
の大物とのファイトシーンを目に焼き付けて研究し続けてきた事の、大きな成果でもあり
ました。
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