今回はロールドウィングを持つグレートセッジをドレッシングします。
このフライはイブニングライズで大物を狙うフライフィッシャーマンにとって欠かせないウェットフライです。ドレッシングのポイントは、ボディハックルをリプでプロテクトするところと、ウィングを3つ折りにして整形するところです。
ここではスロートハックルにファイバーのかたい「コック・ド・レオン」を使用し、沈めても型くずれしにくいフライとなることを目指しました。
1 ファンデーションを施してからテールに小さいトッピングを縛る。 |
2
フラット、オーバルティンセルにミューシリンを施し、フラットティンセルの端を斜めにカットしておく。また、ハニーグリッズルの片側をむしったものを1本用意する。 オーバルを下、その横にフラットティンセル、そしてハックル(ティップ側)を上にそれぞれ固定する。 |
3
フラットティンセルを隙間なく巻き、その上からハックルを4〜5回転させ、アイ付近でさらに2〜3回転させる。 ※ハックルをねじらないように注意する。 |
4 ハックルとは逆回転でリブを巻く。ハックルストークを押さえ、ハックルファイバーを巻き込まないように気をつける。 ※ボディハックルの間隔と、リプの間隔を同じにすると、美しく見える。 |
5 スレッドにワックスを施し、スロートハックルを巻く。今回は、スロートにコック・ド・レオンを使用した。このハックルはファイバーが長いものが多いため、フォルス・ハックルとして結んでいる。すべてのハックルを下に向ける。 |
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6 ロールド・ウィングを作る。 スペックルド・フェザントテールの先端をそろえてから希望するウィング幅の3倍の幅のファイバーを切り出す。ウイングのずれに注意しながら、三つ折りにする。切り口と先端を持って交互にずらし、全体の形を整える。 |
7
スレッドにワックスが効いていることを確認し、ウイングを乗せる面を平にしてからウイングを縛る。 |
8 縛ったウイングの形が良いことを確認したら、余分なファイバーをカットしてヘッドを作り、バーニッシュを塗って完成。 |
Hook | TD3 Classic Sproat #6 |
Thread | Red |
Tail | Small topping |
Body | Gold flat tinsel |
Rib | Silver oval tinsel |
Body Hackle | Honey grizzle |
Throat | Coque de Leon hackle |
Wing | Speckled pheasant tail |
SL6 Black Spey Hooks
DU3 Limerick Spinner Hooks
SL4 Single Bartleet Hooks
XD1 Tube Fly Double Hooks
DD2 Flat Perfect Hooks
DD1 Black Terrestrial Hooks
TD4 Old Limerick Wet Hooks
DU1 Silver May Hooks
MU1 Flat Midge Hooks
LD3 Long Limerick Hooks
TD2 Summer Sproat Hooks
XS1 Tube Single Silver Hooks
TD6 Siver Sedge Hooks
SL5 Black Spey Hooks
DU3 Limerick Spinner Hooks