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ノルウェー晴れ

水位は6月3日の午後に1m20cmまで下がった。日中は20℃まで気温が上がるため、雪解けは更に進み、日中に解けた雪のおかげで夜の間に水位が上がり、4日の朝にはまた1m40cmに戻っている。一進一退ながらもじわじわと水位は下がり続ける。

今日も雲一つない、カラリとしたノルウェー晴れ。こんな日が連続するとサーモンの動きはすこぶる悪くなるから、いけない。

初日、2日目と釣れて、スタートはまずまずだったが、ここに来て釣れる気配が遠のいた。しばらくは待ちを覚悟せねばならないだろう。

今年のNFCのビートは下流のクゥォールから最上流のアルモースまで、約60kmの間に点在している。現在最も可能性の高いビートは、河口から最も近いクゥォール。メインの中流域には5月に上がった魚が少々。今のところ、最上流のアルモースは水が多すぎて釣りの対象から外れている。水位が下がってサーモンが川中にちらばる7月には、この構図もがらりと変わって、最上流がベストになるかもしれない。

ここでNFCシステムのご紹介。NFCのビートのローテーションは、2人1組で6時間交代。24時間営業だから、良いビートが夜中の0時から早朝の6時までだったりするが、1週間単位で見ると、だいたい恨みっこ無しに組まれている。

1ビートの広さはサクラマスのベストプール1つくらい。これを6時間2人で占領し、邪魔者は入ってこない。早朝の場所取り合戦もない。レンタカーで日本にいるのと同じように、自分のペースで釣りができる。

このレポートときたら、辛い話ばかりで申し訳ありませんが、ガウラのサーモンフィッシング、是非計画してみてはいかがでしょうか。

信用のおけぬこちらの天気予報によると、ノルウェー晴れはしばらく続くとのこと。やっぱり、甘くないようで・・・。