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10匹+4

最終日、ラストチャンスを期待したが、サーモンフィッシングはそれほど甘くはない。

早朝、Long Poolを攻めたが、音沙汰なし。続くRennaもダメ。本日3度目のHome Poolも空っぽ。群れがとぎれ、ひとまず川はお休みの様相。これもサーモンフィッシングだから、仕方ない。今年のガウラはひとまず、終了。

今年のガウラ、絶好調とお知らせしたが、その程度は1人が3日で1匹。誰もがハッピーになれる訳ではない。釣れるチャンスに、釣れるビートに居ること。全ては運。巡り合わせなのだ。

今季の解禁から2週間、魚は例年より多く、よく釣れた。今回のトータル。沢田賢一郎は10匹。マリーアンには4匹。順当に終了。こんなに釣れるのは10年に1度くらいかな。

今回は川のレギュレーション、及びNFCのポリシーを尊重し、キャッチアンドリリースを実践した。かつて我々がサーモンフィッシングを始めた頃、この世界のレギュレーションはおしなべてキャッチアンドキルであった。釣った魚はギリーもしくはビート・オーナーに見せ、そこで計量し、そこで撮影し、そこで記録した。釣ったサーモンはスモークなどして、美味しくいただいた。

この、古き良き時代のサーモンフィッシングのスタイルも、世界的な環境保護のトレンドの圧力によって失われつつある。
が、そうした動きに対し、我々は釣りを絶やしてはならない。キャッチアンドリリースで釣りの世界を保てるなら、それも良しとせねばならぬ。そうした、時代の変革を実感した今シーズンでもあった。

来年は果たして・・。我ら釣り人はいつもビッグフィッシュを夢見てチャレンジあるのみ。

Tight Lines.

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