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gaula024

沈黙

やっぱり、昨日、たたみかけて釣っておいて良かった。今日、川は沈黙。水温が上流で4℃、下流でも5−6℃。一気に冷却した川の中で、サーモンは口を噤んでしまった。誰も釣れない。川中の釣り人が釣果を送り込んでくるスモークハウスにも、1匹も届いていない。

ここ数年、温暖化のせいで、6月でも気温、水温ともに高かった。高きゃ高いで、遡上するサーモンのスピードは速く、フライなんぞ見向きもせずに上がって行ってしまう。そんな状況を克服しようと、がんばって結果を出してきた。
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が、今年はどうやら平年並みの6月。平野部での雨は、源流帯では積雪を記録。雪解けは振り出しに戻ってしまった。

手がかじかむような寒さと低水温。水位からして、サーモンはフォスを上がったが、上流下流ともに水温5℃では、さすがに上昇志向のサーモンも一次待機を迫られる。

本日は終了間際のプールで、かすかなアタリを2回ほど。低水温だとサーモンは動こうとしないが、明らかに、サーモンは居た。釣れないとき、魚がいないと解釈してはいけない。食わないだけなのだ。そこで、食わせる事を必死で考えようではないか。

条件を列挙してみよう。朝、我々はブリッジープールへ向かった。一流しして、魚が居ない事を確かめると、すぐさま下流へ。下流でも水温は5℃。ラインをタイプIIIに替える。サーモンは見えない。今日はさすがに、お手上げだった。

明日以降、水温が急激に上がるとは考えにくいが、サーモンがこの水温に慣れれば、徐々に釣れ出すに違いない。また、持久戦だ。

今日はまず、サーモンがフォスを超えたこと。そう簡単には釣れないこと。何よりも、昨日、釣っておいて、良かった。

ROD: KS SW 1712H
REEL: KS THE HONEYCOMB Salmon II
LINE: DST-12-S Type II and Type III
FLY: Yellow Shimmer
HOOK: XD1 #2
Weather:Cold rain and strong winds
TEMP A: 5℃
TEMP W: 5℃
Volume of Water: 230-170t/sec