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さ・い・あ・く

今朝起きて、窓越しに空を見る。「まさか・・・、ドピーカン???」

今日に関しては、まるっきりのドピーカンではなかったが、先週から天気予報を見つつ、気にはなっていた。翌週は、雨が降らないと・・。
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サーモンフィッシングの最悪の条件。低水温、冷風、クリアウォーター、ドピーカン。今週はこの条件がそろい踏みするそうだ。今日午後7時15分から始まったNFCウィークミーティング。柄にも無く、マンフレッド・ラグースが、今週は非常にタフな釣りになると、公言してはばからない。

ビートのオーガナイザーといえば、希望的観測ばかりをあげつらうのが常套で、これから1週間を釣る釣り人を前にして、「タフな釣りを耐えよ」というのは、ほとんど聞いた事が無い。

まあ、いいさ。説明を聞いている今週のゲストは、何を言われようと、楽観的だ。
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今週、NFCビートは昨年の経済危機にも関わらず、満席。何でも昨年、一番釣れた週だったそうだ。そういえば、このマリーアンまで見積もって15-16kgをゲットし、NFCのマネージャーも15kgクラスを上げた週だ。そりゃあ、混むよね。

でも、今年はそうはいかない。ドピーカンと言えど、水温がもっと高ければ、夜釣りで克服できる。でも、本日の水温は、早朝に5℃、下流での夕方に7℃。サーモンが動くには8℃以上欲しいのだ。

夜は冷える。低水温の夜は更に冷え込んで釣れない。日中はドピーカン&クリアウォーターで釣れない。今週いっぱい、雨は降らない。

いいよ。こんなことも、随分と経験したから。サーモンが釣れないとき、釣れるまで待とうというのが原則だ。待ちが1週間を超えるときもある。

だから、ガウラに行きたいという人に、6月は止めなさいと言っている。一歩間違えば、完璧に何もしないで終わるのだ。釣れる釣れないは運だけど、せめて魚がごっそり居る時期にご自身の運を試していただきたい。