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昨日午後、これまでで最も大きなサーモンの群れがやってきた。一つ下のビートで、エサ釣り(worm fIsherman)が1匹釣り上げた。恐らく、群れの先頭だった。
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この時間、我々は新しい週のミーティングのため、一端川を引き上げ、ミーティング終了後にまた戻って釣りをする段取りとなっていた。

ミーティングではやはり、下流でサーモンの群れを見たという釣り人も参加し、午後8時からスタートする新しい週を目前に、皆が嬉々としていた。

川に戻る。サーモンの姿はどこにもない。ビートを移動する。やはりサーモンの姿は見えない。いつもと同じように静かな川での釣りを終え、宿に帰る。
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今朝、下流で釣った釣り人にその時の様子を聞く。我々がミーティングのために帰った後に数十匹と思われるサーモンの群れが来て、1人が釣り上げ、もう1人が2回バラしたという。その後、川はシーンと静まり返って、何も無かったらしい。

何のことは無い。ミーティングのために川を離れている間に、貴重な群れは行ってしまったのだ。

次から次へとサーモンが上がってくるなら、1回群れを逃したくらい、どうってことないんだけれど、今回は別だ。運に見放されている。
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単発的な群れ。交通事故頼み。何とかこれを解決しようと、即ち、単発的な遡上に何らかの法則性を見いだそうと、策を練る。下流の釣りは海釣りに近い。となると、潮が決め手だ。まずは昨日の群れが満潮時に川に入ったと仮定する。ならば今日はその50分後が狙い目のはず。

今日、下流の水温は7度まで上昇した。サーモンの遡上のスピードは5度の昨日より速い。できる限りの予測をして、サーモンを待った。が、やはり来なかった。

今日の出来事はもう一つ。連日の冷え込みで川はいよいよ減水し、最低水量は140m³となり、サーモンは確実に上流に上がったのだ。釣れない下流を後にして、上流を目指した。上流の水温は6度。サーモンのスピードはスロー。すぐに釣れる訳ではないが、一応フライを流して様子を見る。こちらも待ちだ。

ここまで魚が居ないのは、ガウラ暦17年で初めてだ。

ROD: KS SW 1712H, KS SW ROGNES, KS SS 1712D_H
REEL: KS THE HONEYCOMB Salmon II, KS SU Salmon II Burgundy
LINE: DST-12-S Type II, Type III, DSS-12/13-I, DST-12-S Intermediate
FLY: Shimmer Pattern
HOOK: ST4 #4, XD1 #2
Weather:Fine
TEMP A: 8-11℃
TEMP W: 5.0-7.0℃
Volume of Water: 180-140m³/sec