'10 苦しいコンディションの中で何とか Atlantic Salmon 93cm, 7.5kg!
杉山 彰英 (すぎやまあきひで) 静岡県在住 Akihide Sugiyama in Shizuoka 【Japan】
フライフィッシング歴15年 / サーモンフィッシング歴3年
タフなコンディションをなんとか克服。後半に釣れた嬉しい一匹。今年もまた、一歩前進。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
Atlantic Salmon Salmo Salar |
体長 Length |
93cm |
体重 Weight |
7.5kg |
フライ Fly & Hook Size |
no name on mini tube with ST4 #6
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ロッド Rod |
KS SW 1612H Ultimate Hard Action |
リール Reel |
THE HONEYCOMB Salmon II Gold |
フライライン Fly Line |
DST-12-S Type III |
釣った日 Date of Catch |
2010/07/08 |
釣った場所 Place of Catch |
Tilseth Pool on the RIver Gaula |
IMPRESSIONS
それでも日曜日の夕方には釣りを開始できた。
今年のノルウェイは季節が遅れと洪水のせいで出発前には上流にサーモンは上がっておらず、下流で足止めをくらっていた。私の釣り開始時には水量は順調に減り、サーモン達は一気に上流に上がってきて、どこのビートもサーモンにあふれ、笑いが止まらないはずであった。
しかし、どのビートでもあたりはなく、サーモンの跳ねもあまり見られない状況であった。
水位から推測するとサーモンがいないわけがないので、ストレスのたまったサーモンは遡上スピードが速すぎて止まらないとか、遡上に専念してフライには見向きもしないのかとか色々な事が頭をよぎった。
そうこうしているうちに木曜日になってしまい、午前のビートはティルセット。昨年、
初日に9.8kgを釣った相性抜群のビートである。
朝6時から竿を振り続ける。しかし、何をやっても反応はなく、魚も見えない。パートナーの平野氏は河原で寝てしまっている。私も心が折れそうであったが、キャストを続けた。ガイドがタイプ3にして、流れが強いところを攻めようと提案してくれて、フライまで渡してくれた。
ラインを変えて、心機一転。対岸へ向けてキャストを繰り返す。
プールの中ほどで突然、心地よいリールの逆転音が響いた。
ついに来た。待望のヒットである。魚が止まってからしっかりフッキング。ファイトを開始した。
超大物ではないが、銀色に輝く綺麗な魚であった。丁寧にファイトし、ガイドがランディング。ガイドも本当に嬉しそうであった。彼もプレッシャーを感じていたのであろう。
クラブハウスで計測してみると93cm、7.5kg。厳しい状況で釣れた本当に嬉しい一匹であった。
私が釣った約5分後にパートナーの平野氏もサーモンをキャッチ。その日は二人でストップフィッシングとなり祝盃をあげた。
その後は再び反応のない状況が続き、日曜日のロングプールで釣りは終了とした。そのロングプールで終了の5分前に4-5kgのサーモンがヒット。大物ではないので平野氏からファイティングのレクチャーを受けながらファイト。ポンピングも思い切ってできてきたころにポロッとフックが外れてしまった。
結局、今年のガウラ釣行は1匹だけに終わってしまった。
釣れないこともあるからサーモンフィッシングは楽しい。次回はどうなるのか?
釣った日の天候 Weather of the day: 晴れ
水温・水温の変化など Water Temperature:13℃
水量・水量の変化など The Volume of Water: Middle water (65m³/sec)