'11 銀色の影が2つ・・ アメマス 48cm!
丸山 恵司 (まるやまけいじ) 群馬県在住 Keiji Maruyama in Gunma 【Japan】
フライフィッシング歴18年 / ブランク含む
念願の北海道釣行で釣った美しいアメマス、48cm。と、一緒にリードフライにかかった元気なレインボー。
MY TROPHY | MY RECORD |
魚種 Species |
アメマス Sea Run Char |
体長 Length |
48cm |
体重 Weight |
計測せず |
フライ Fly & Hook Size |
|
ロッド Rod |
KS SF ALEXANDRA |
リール Reel |
SU 67 Green |
釣った日 Date of Catch |
2011/07/28 |
釣った場所 Place of Catch |
釧路川 |
IMPRESSIONS
それ以来、寝てもさめても北海道への思いは募る。しかし仕事の都合上、今まで北海道に行くチャンスには恵まれなかった。
そして「今年こそは」と思い、北海道釣行を計画。最初は湖を計画していたが、この時期は川がいいという。そこで本流のウエットでのアメマス釣りに変更。川でのウエットはほんとに何年ぶりだろうか。
今回、弟子屈町のゲストハウス「ゆうあん」に泊まり、ご主人の村上幸喜さんにガイドをお願いした。
村上さんに案内してもらったポイントに、ダウン&アクロスでフライを流し込むが、止水の釣りばかりしていたためドリフトがままならない。
それでも、小さなヤマメやアメマスが時々、6番や4番のサーモンフックに巻いたフライに食いついてくる。
ドリフトが少しはサマになってきたころ、アメマスらしきあたりがあった。しかし勝負を急ぐあまり、フックを外されてしまった。
落胆しながら、以前このトロフィークラブで読んだ、
猫田寅吉さんがゴールウェイでサクラマスを釣った記事を思い出した。
ここは自分も、フッキングの未熟さをタックルに補ってもらおうと思い、竿をアレキサンドラにチェンジした。
気を取り直してシングルスペイで釣り下がる。しばらくすると、小さなあたりがあった。しなやかなアレキサンドラのおかげで、今度はバレる気がしなかった。
すると魚は下流に走り出し、セミダブルのグリップまでが曲がりこんだ。思わず河原を下流に走り、竿を岸側に寝かせた。魚は上流に少し走ったが、今度は底にへばりついて、心なしか急に今までよりも重さを感じた。
「お、重い、何だこれは・・・?」
ゆっくりとリールを巻きながら、岸に寄せてみると、銀色の影が二つ見えた。ドロッパーのグレートセッジをがっちりとくわえた、きれいなアメマスをネットで掬う。
リードフライの方も重い。何かと思ったら25センチほどの元気なニジマスが、こちらもがっちりフッキングしていた。
ガイドの村上さんとがっちり握手。その夜は村上さんとウエットフライの話やギターの話で盛り上がった。
アレキサンドラのフッキング性能と、どんなキャスティングもこなすしなやかさに助けられた。
翌日は、購入したばかりのドネガルとDSSラインが20メートル先のアメマスを仕留めてくれた。
釣った日の天候 晴れ