4度目、5度目、連続バレ・・
昨日の増水は一端収束したものの、更に雨が降って、夜中のピークの水量は解禁後最高の580m³を記録した。
早朝には500m³まで、水位は下がり、いつもの通り、下流で釣りを開始する。河原は増水した水で覆われ、柳や下草が水に浸かっている。釣りのできる場所はほんの少ししかない。ビートのできるだけ上流から始めようと、歩いて行くと、いつもの歩道が川になっていて、なんとそこにサーモンが非難をしていた。あやうく蹴飛ばしそうになる。
増水した川は多くの楽しみを提供してくれる。サーモンが濁流を非難して、岸寄りに身を寄せるのだ。しばし休んでいるからフライを食う可能性が高い。但し、魚が来ていれば・・・。
岸寄りを丁寧に釣る。沢田賢一郎が早々に1匹をフッキング。が、このところバラしているのと同じ、危うい手応え。バレるのは知れていた。
その後、川は減水し、水量は350m³まで落ちた。夜、やはり岸寄りにフライを流していると、またまた危ういフッキング。できるだけプレッシャーを掛けず、数分程ファイトしたが、案の定、外れてしまった。
今日まで、沢田賢一郎は6回フッキングしてランディングは1匹。後の5回は全部バレ。マリーアンはかすかなアタリとバレ1回。
沢田賢一郎にしてみると、これは何か理由がある・・と結論する。ポイント、流し方、フライ、フック、フックサイズ、ライン・・を再考する。実験できるのは来年の今頃だ。詳細はいつか「That`s Salmon Fishing」で明らかにされるだろう。
もし、バラしたサーモンをすべて(とは言わないまでも)ランディングできていたら、このタフな状況での、フライフィッシングの新たなステージを実現できるかもしれないのだ。
明日は最終日。状況がどなろうと、先週よりはサーモンが来ている。来週はもっと群れが来るだろう。
ROD: KS SW 1712H, KS SW ROGNES, KS SS 1712D_H
REEL: KS THE HONEYCOMB Salmon II, KS SU Salmon II Burgundy
LINE: DST-12-S Type II, Type III, Type VI, Type VI, DSS-12/13-I, DST-12-S Intermediate
FLY:
Shimmer Pattern, Rosemary, Black Fairy, Stingray
HOOK: ST4 #4, XD1 #2
Weather:Rain
TEMP A: 9-12℃
TEMP W: 6.0-7.0℃
Volume of Water: 580-320m³/sec