今年はグリルスもフレッシュが少ない。新しい魚が来ないと、居着きを狙うが、食いは悪いし、外れやすい。
We could cach some grilse, but they were not fresh.
最低のシーズン
20cmの恵みの増水もつかの間、例によって川は増水前より更に減水。もう川がなくなりそう。
夜はグリルスの群れが通り過ぎるようで、群れに当たればなんとか数を稼げるようになった。依然としてフレッシュは少ないようだが。
昨夜はグリルスが連続して当たったが、沢田賢一郎が1本をランディングして終了。9本で90kgを超えた6月の釣りに比べ、7月はグリルスやシートラウトを含めてたったの7本。
結局6月のシートラウトをカウントして、今シーズンはトータルで17本。うちわけは沢田賢一郎が11、マリーアンが6。沢田賢一郎にあっては10年で最悪となった。
一方、マリーアンは去年とほぼ同じ釣果で、まあ順当。新作のフライやドライフライでも釣れたのでそこそこの満足度。他の多くの釣り人も数匹釣ってマリーアン並みにそこそこだろう。
となるとまた「悲惨なシーズンは下手な方に軍配が上がる」という、サーモンフィッシング独特の図式が浮かび上がってくる。そのあたりの真相は、後々のThat's Salmon Fishingで語られるでしょう。
今年も去年と同じく春が早く、サーモンは5月に順調に遡上し、6月で一段落してしまった。解禁からよく釣れたのはいいが、あっという間に渇水になって、本来雨の多かった7月に釣れなくなってしまうのもまた困る。
これが続くのか、今年が異常なのか。ともあれ、どんな釣りでも、何年も続けていれば、悲惨なシーズンがある。十分承知の上で、来年への準備にかかりたく・・。
これもマリーアンが釣ったグリルス。フライはフィエスタのチューブフライバージョン。
Mary Anne caught another grilse with Fiesta tube fly version. Ken's Fiesta is very famous fly for catching monster Brown Trout in the lake in Japan.
最終日のレナプールは、瀬を歩いて向こう岸に渡れそう。ローウォーターのドライフライもおもしろいが、やはりドライの出番がないほど、豊富な水が欲しい。
Low water or no water?
その後、ヨーロッパを襲った干ばつはご存じの通り。ガウラは未だに減水の一途。魚たちは、川がこうなることを知っていて上がってこなかったのでしょうか。
We know that in Europe, terrible dry weather is still continueing now (even in the middle of August). Did the salmon know the river without enough water for them in this summer?
Anyway, That's Salmon Fishing!